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名古屋学芸大学 地域連携&産官学連携

産官学協同研究センター

2021年度

株式会社ドリームとの産学協同 2021年度前期

美容と健康グッズの新商品の企画開発とデザイン提案。

美容&健康グッズの企画開発と通信販売を行う会社ドリームとの「〇〇な生活便利グッズ」「〇〇な癒しグッズ」の新商品企画・開発の第4弾。

2021年は、引続きコロナ禍での感染予防対策を徹底しながら、ドリーム本社にて商品開発プロセスについてオリエンテーションを受け、ショールームにてこれまでの開発商品を見学しました。学生たちは、量販店やWebなどで市場調査してきたことを報告し合いながら、選択したテーマの商品企画コンセプトやアイデアを考えていきました。最初の企画発表をオンラインにて行い、社員の方より提案に対してアドバイスをいただきました。それから、プロトタイプのブラッシュアップ制作を進めていき、ドリーム本社にて最終プレゼンテーションを実施しました。最優秀賞として珪藻土手指乾燥マット「TETOTE(テトテ)」、優秀賞として、抱きつくことで自分の心音を聞いて癒される「トクットクッション」、最適な入浴時間を開花でお知らせする「Bath Blossom(バス ブロッサム)」、親子で楽しくお家でアイスを作れるクッキングトイ「ころころアイスカー」が受賞しました。

プライムツリー赤池との産学協同 2021年度後期

デザインで学ぶ体験型展示イベント「ワハハうんどうかい」の企画制作と運営。

今回で第5弾となる体験型展示イベントは、2020年から始まった新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために、地域住民の皆様のご協力でプライムツリー赤池にもようやく明るい兆しが見えてきました。しかしながら、まだまだ制限のある生活が続いている中で、2021年4月20日(火)にスタートした本プロジェクトを企画する学生たちは、世の中から「笑顔」が失われつつあるのでは?と考え、この地域から明るい笑いを発信できるようなイベントを実施したいという思いから、体験型展示イベント「ワハハうんどうかい」を企画、そしてデザイン制作と運営を実施しました。このイベントでは、楽しい運動会をモチーフにした6つのブースを展開しました。①大型ディスプレイで笑顔の準備体操のアニメーション「ワハハ体操」、②笑顔についてのクイズを解きながらゴールを目指す「笑害物競走」、③画面に映し出される表情を立体パズルで制限時間内に組み立てる「組笑い」④ボールを投げて笑顔の点数を獲得する「ワハハシュート」、⑤ワハハ応援団長のリズムに合わせて一緒に太鼓を叩く「ワハハ応援団」、⑥笑顔のメカニズムを学べる「ワハハ学習会」。12月4日(土)・5日(日)の2日間のイベント開催で、総計2,134人の集客を達成し、大好評のイベントとなりました。

レゴランド・ジャパン株式会社との産学協同 2021年度後期

パーク内でゲストにレゴ商品とお土産品を買っていただくための販促企画とデザイン提案。

第3回目のプロジェクトにおいて、学生たちはパーク内の視察を通して、ゲストにレゴ商品とお土産品を買っていただくための企画とデザイン案を練っていきました。コロナ禍という制約の中で、安全かつ現実的なサービスやイベントになるよう考慮しながら、個人のアイデアをブラッシュアップしていきました。そして、具体的なプロトタイプを制作し、最終プレゼンテーションを実施しました。学生たちの企画案は、レゴブロック購入特典で入手できる冒険物語の絵本「レゴランドでゴーゴーアドベンチャー」、レゴランド各所に設置されているキャラクターオブジェと関連するブロックアイテムを持って一緒に写真を撮ることで園内を盛り上げ、割引特典などを受けられる「レゴランドでモアパシャしよ!!」、既存のレゴブロック商品を迷路ゲームに作り変えて、商品に新しい魅力を付加して、店舗での購入につなげる「レゴでつくろう!メイズワールド」の3案を提案しました。

JR東海(東海旅客鉄道株式会社)との産学協同 2021年度後期

JR東海沿線の“いいもの”お取り寄せサイト『いいもの探訪』の「ものと生産者の魅力を伝える特集ページ」の取材とデザイン制作。

JR東海(東海旅客鉄道株式会社)と本学との産学協同プロジェクトの第2弾。JR東海沿線の”いいもの”お取り寄せWebサイト『いいもの探訪(e-mono.jr-central.co.jp/)』における「ものと生産者の魅力を伝える特集ページ」の取材とデザイン制作を行いました。今回は、豊橋産のうずら卵を使用した「うずらプリン」を製造・販売をする「アイプロ有限会社 菓匠華月(愛知県豊橋市)」、伝統的工芸品 「駿河竹千筋細工」の製造・販売をする「静岡竹工芸協同組合/職人工房:みやび行燈製作所(静岡県葵区)」 の2箇所を2チームで担当し、それぞれ取材と撮影を行い、サイトの編集デザインを実施しました。

日進市との官学協同 2021年度後期

「日進市少年少女発明クラブ」10周年記念ロゴマーク・ロゴタイプのデザイン。

子どもたちに「ものづくり」体験を通して科学的・工業的分野に興味を持ってもらうことを目指して活動している「日進市少年少女発明クラブ」が10周年を迎えることを記念して、当センターにロゴマーク・ロゴタイプ制作の連携協力のご依頼をいただきました。ロゴマークのモチーフには、発明とひらめきを表す電球と日進市の頭文字からとったNをイメージしています。

名古屋市中川区との官学協同 2021年度後期

川と歴史を人がつなぐまちプロジェクト「利家ロード~槍の又左と歩む道」の展示プレートデザイン及び地域との協働などへの提案。

名古屋市中川区役所川と歴史を人がつなぐまちプロジェクト「利家ロード~槍の又左と歩む道」の展示プレートデザイン及び、地域との協働などへの提案ついて連携協力をしました。本学からの提案内容として、展示プレートデザイン、記念切手、トレーディングカードのデザイン制作をしました。制作にあたり、プロジェクトメンバーは、全員中川区在住者で構成され、職員の方々から中川区やゆかりのある前田利家公への想いなどを聞き、中川区への想いを強めることができました。コロナ禍であったことから、職員や学生との打合せは主にオンラインを活用して推進しました。

2020年度

株式会社ドリームとの産学協同 2020年度前期

美容と健康グッズの新商品の企画開発とデザイン提案。

美容&健康グッズの企画開発と通信販売を行う会社ドリームとの「◯◯な美容グッズ」と「◯◯な健康グッズ」の新商品の企画・開発の第3弾。

2020年は、コロナ禍で行動制限がある中で、感染対策を徹底しながら、ドリーム本社にて商品開発プロセスについてレクチャーや、アイデア出しのワークショップを受講し、ショールームを見学し取材しました。そして、学生たちは競合品を扱う雑貨屋や電器量販店などを市場調査。それらの調査・分析から商品企画のコンセプトやアイデアのディスカッションを重ね、企画の中間発表を行いました。さらに商品企画のブラッシュアップを行い、モックアップを制作し、最終提案のプレゼンテーションに臨みました。社員の方々による審査結果から、「耳を引っ張ることで血流・リンパの流れを良くしてむくみを改善するグッズ「mimi hipper(ミミヒッパー)」、セットした髪型を保持する、自転車通学用のグッズ「hair- Manma(ヘアーマンマ)」、会津地方の郷土玩具の起き上がり小法師から着想を得た、腹式呼吸を鍛える「おきあがりプリンセス」の 3 案が高評価をいただき、その後の社内検討の結果、「mimi hipper(ミミヒッパー)」が商品化と発売に向けて進めることになりました。

プライムツリー赤池との産学協同 2020年度後期

デザインで学ぶ体験型展示イベント「いこうぜ!そらべる」の企画制作と運営。

今回で第4弾となるイベントのテーマは「空」。新型コロナウイルス感染症の流行や、大災害、東京オリンピック・パラリンピックの中止など、様々な壁に直面した2020年。人々の気持ちがうつむきがちになってしまう、そんな今だからこそ、地域みんなの気持ちを明るくしたい。上を向いて歩いてほしい。そんな思いから、日進市の地域コミュ二ティーを活性化するための体験型展示イベント「いこうぜ!そらべる」を企画し、デザイン制作、運営までを実施しました。「いこうぜ!そらべる」は、架空の「そらの国」の旅を擬似体験しながら、「空」の天気や四季の不思議について楽しく学ぶことができます。

「空」の不思議を解き明かすために、5つの体験展示ブース ①「そらの時計台」タイムラプス撮影による空と雲の変化を学ぶ巨大万華鏡、②「天気の遊園地」遊びながらオノマトペ(擬音語・擬態語)について学ぶかるたゲーム、③「四季の研究所」1年分のデータを基にした雨の量、温度、湿度、空の色から四季の変化を学ぶダイアグラム、④「青のアトリエ」たくさんの空模様のスタンプを押して空の表現方法を学ぶ工房、⑤「星空の観測所」夜空を描いた迫力あるコリントゲームから冬空の星座を学ぶ5つのブースをデザイン制作しました。感染防止対策を徹底したイベントを運営して、コロナ禍でありながらも、2日間開催の総計で1,800名の集客を達成しました。

レゴランド・ジャパン株式会社との産学協同 2020年度後期

コロナ禍でも、ゲストを満足させるサービスやイベントの企画とデザイン提案。

第2回目のプロジェクトとなる今回のテーマは、「コロナ禍でも、ゲストを満足させるサービスやイベントの提案」。学生たちは、レゴブロックの価値の深掘り研究とレゴランド内の視察を通して、企画とデザイン案を練っていきました。コロナ禍という制約の中で、安全かつ新しいサービスやイベントとは何かをグループワークの中で討論しながら、個人のアイデアをブラッシュアップしていきました。そして、具体的なプロトタイプを制作し、最終提案は、オンラインで実施しました。

提案結果として、鈴村莉子さんのみんなのレゴブロッック作品展「みんなのLEGO IMAGINATION展」、女の子も楽しめるレゴランドにする提案「LEGOLANDOTS Fashion weekend」、サスティナブルの提案「お花を咲かそう Sustainable project」の3つが優秀賞をいただき、小笠原唯乃さんのドッツのファッションアワードの提案「LEGOLAND FASHION AWARD」が特別賞をいただきましたが、コロナ禍の影響で実行には至りませんでした。

長久手市との官学協同 2020年度後期

「ながくてハーモニー体操」の普及と「長久手市のPR」のための映像制作。

長久手市の地域いきいきライフ推進事業を受託する長久手温泉と本学との産官学協同プロジェクトとして、「ながくてハーモニー体操」の普及と「長久手市のPR」のための映像制作を行いました。コロナ禍での映像制作の業務受託ではありましたが、感染症防止の安全対策を徹底しながら、長久手市の名所(長久手市役所、愛・地球博記念公園、トヨタ博物館、古戦場公園、色金山歴史公園など)を背景にして、市民の方々や市の職員の皆様にご協力をいただきながら撮影を行いました。動画は、長久手市の応援ソング「harmony town長久手」(市制記念の曲:2012年)」の歌詞の各パートを分割し、体操の動きを紹介しています。

JR東海(東海旅客鉄道株式会社)との産学協同 2020年度後期

JR東海沿線の“いいもの”お取り寄せサイト『いいもの探訪』の「ものと生産者の魅力を伝える特集ページ」の取材とデザイン制作。

JR東海(東海旅客鉄道株式会社)と本学との産学協同プロジェクトとして、JR東海沿線の”いいもの”お取り寄せWebサイト『いいもの探訪(e-mono.jr-central.co.jp/)』における「ものと生産者の魅力を伝える特集ページ」の取材とデザイン制作を行いました。今回は、飛騨高山の味噌醸造元である「有限会社 糀屋柴田春次商店(岐阜県高山市)」と、焼き物「渋草焼」の製造・販売を行なっている「株式会社 芳国舎渋草製陶所(岐阜県高山市)」 の2箇所を2チームで担当し、それぞれ取材と撮影を行い、サイトの編集デザインを実施しました。

日進市との官学協同 2020年度後期

新音楽祭「音結祭」のネーミングとロゴマーク、広報ポスターとプログラムのデザイン。

日進市が主催する新音楽祭のネーミングと、そのロゴとマークをデザイン。ネーミング案は音楽を奏でる人、舞台を支える人、鑑賞する人のみんなで結う(まとまる・つながっていく)音楽祭にという願いを込め、『にっしん音結祭(おとゆいさい)』と決定しました。そして、その広報ポスターとプログラムのデザインも本学の学生が制作しました。

2019年度

株式会社ドリームとの産学協同 2019年度前期

美容と健康グッズの新商品の企画開発とデザイン提案。

美容&健康グッズの企画開発と通信販売を行う会社ドリームとの「続けられるダイエットグッズ」と「楽しく、明るくなれるストレス発散グッズ」の新商品の企画・ 開発の第2弾。

本社にて商品開発プロセスのレクチャーの受講と、ショールーム見学と取材でキックオフ。その後、学生側から日常生活の中で感じていることや、量販店などの市場調査結果を報告しながら、各自の商品企画アイデアのディスカッションを重ね、中間発表を行い、企画のブラッシュアップを行いつつ、モックアップの制作をし、最終提案を実施しました。流行りのタピオカに着想を得たストレス解消グッズ「POKETAPI(ポケタピ)」、指のマッサージでストレスを解消する「SLIMGER」、靴に入れるつぼを刺激してリラックスさせる「足つぼドッグインソール」の3案が高評価をいただきました。

プライムツリー赤池との産学協同 2019年度後期

学べる体験型展示イベント「ミルミルミエール」の企画制作と運営。

第3弾となる今回のテーマは、デザインの視点で「食」について楽しみながら学び、地域住民の暮らしの質を高めるための体験型イベント「ミルミルミエール」を企画デザインしました。

参加者は、シェフになって「食」を作ることについて、5つのブース5つのブース「食の色彩」「料理の音」「食の感覚」「食材」「食の面白さ」を体験していただきました。

①食の色彩をテーマとしたカードゲームをするブース「ミルミルイロドール」、②スープができるまでの料理の音のオノマトペを用いた映像で見える化したブース「ミルミルキコエール」、③食材の視覚情報を減らし、抽象化されたものに触覚、嗅覚、聴覚の3つの感覚情報のアプローチから想像力を高めるブース「ミルミルカンジール」、④料理ごとに何の食材が使われているのかをパズルを組み立てながら知ることができるブース「ミルミルミタテール」、⑤食の面白さを伝える、デザートを用いたトリックアートの中で記念撮影ができるブース「ミルミルウツール」以上の5つのブースをデザインしました。イベント開催2日間の総計で4,000名の集客を達成しました。

レゴランド・ジャパン株式会社との産学協同 2019年度後期

レゴランド内で販売するお土産のデザインデザイン提案、新しいサービスや体験の企画開発。

土産品・サービスの企画開発にあたり、競合他社の市場調査、園内での就業体験、 社員の方を交えたミーティングを重ねていきました。学生たちは、デンマークレゴ本社の商品とレゴランド・ジャパンオリジナル商品と差別化して企画開発をする難しさを感じつつも、課題解決の方向性を見極めながら、具体的なデザイン案の制作を進めていきました。グループワークの中で協力しながら、個人個人のアイデアを絞り込んでいきました。提案内容を分かりやすいプロトタイプに作り込み、レゴランドのプレゼンテーションルームにて、最終提案を行ないました。提案結果として、鈴木絹乃さんのレゴブロックを使った新しい遊びができるお菓子「HAPPY LEGOLAND BOX」、久野真由さんのレゴランドに関する“すごろく”で遊べるお菓子「すごろくランド」が優秀賞として採用されました。

旧市川家住宅との官学協同 2019年度後期

「築二五〇年 旧市川家住宅」イベントによる地域コミュニティを創出と、地域交流の拠点づくり。

日進市は毎年、野方町にある、旧市川家住宅(国登録有形文化財)「小さな秋イベント」を実施しています。築250年という記念する時期に本学と連携として、「築二五〇年 旧市川家物語」を10月に実施しました。

今回は、デザイン学科と映像メディア学科の学生のコラボレーションで企画制作から運営まで行うことにしました。デザイン学科では、明治・大正・昭和の暮らしを振り返る「暮らしの諸相展」として、昔の生活道具の再現展示や、今と昔の学びを教科書で見比べる展示などを企画デザインしました。主屋以外にも蔵では、葛飾北斎の北斎漫画の映像を制作し、江戸時代の暮らしの様子を映写しました。

映像メディア学科では「映像作品展示」として、主屋の障子にプロジェクションマッピングを行い、座敷や離れ、蔵でも映像投影や、作品上映を行ない、屋外のライトアップを行いました。学生たちは特製のハッピを着て約350名にのぼるお客様をご案内しました。

暮らしの展示と最新メディアアート、市の協力団体の音楽ライブを同時に体験することで、世代を超えた新しい交流の場を創出し、もっと多くの人々が訪れる地域コミュニティの拠点にすることを目指しました。

尾張旭市との官学協同 2019年度後期

尾張旭市制50周年記念ロゴマーク制作。

2020年度に市制50周年を迎える尾張旭市より、記念ロゴマークの制作の連携協力をしました。デザイン学科の学生4名が担当し、ブラッシュアップしたロゴマークデザインをコンペティション形式で、市民のみなさんに投票いただきました。

投票で決定されたロゴマークのコンセプトは、「市制50周にお祝いの花を添えたいと、市の花であるひまわりをゼロに見立て50という文字を表現しました。また、この先も尾張旭市と市民が寄り添いあい、前向きで明るく穏やかに暮らすことができるように、大きな朝日を描き未来への希望を込めました。」となっています。

ロゴマークは市制50周年記念事業や、尾張旭駅の懸垂幕や記念グッズなどに活用されました。

2018年度

尾張旭市との官学協同 2018年度前期

尾張旭市への定住促進ポスターの企画制作プロジェクト。

尾張旭市への定住促進を広げるために、子育て家族とそれ以外の家族にもアピールしようと考え、シニア同士の交流があることや、地域の特産品、豊かな自然環境を取り上げつつ、市のイメージキャラクターである「あさぴー」を市民のひとりとして広告に登場させたり、市民を市の花であるひまわりに見立てて「ひまわり家族」として描いたりすることで、他の地域の人達に親しみやすく伝える広告を企画制作しました。ポスター以外にも、メイキング動画、フォトブック、広告連動した市役所の名刺をデザインしました。

株式会社ドリームとの産学協同 2018年度前期

美容と健康グッズの新商品の企画開発とデザイン提案。

美容&健康グッズの企画開発と通信販売を行う会社ドリームより「続けられるダイエットグッズ」と「楽しく、明るくなれるストレス発散グッズ」の新商品開発のお題を頂戴し、本社にて商品開発プロセスのレクチャーの受講と、ショールーム見学と取材でキックオフ。その後、学生側から日常生活の中で感じていることや、量販店などの市場調査結果を報告しながら、各自の商品企画アイデアのディスカッションを重ね、中間発表を行い、企画のブラッシュアップを行いつつ、モックアップの制作をし、最終提案を実施しました。

プライムツリー赤池との産学協同 2018年度後期

学べる体験型展示イベント「きになるき」の企画制作と運営。

第2弾となる今回のテーマは、プライムツリー 赤池を取り巻く美しい自然を知ってもらうために、「きになるき=1本の木から学べること」をコンセプトに「せいかつ」「いきもの」「おえかき」「かんじ」の 4つの観点から、それぞれの『きになるき』のイベントブースを企画制作。この会場に参加するお客様は、ただ観るだけでなく、触って遊んだり、作って遊んだりする体験を通して、木のある自然環境をデザインの視点から、楽しく学んでもらえるよう工夫しました。開催2日間の各ブース総計で約13,000名の集客を達成しました。

2017年度

プライムツリー赤池との産学協同 2017年度後期

大型ショッピングセンター「プライムツリー赤池」との産学協同。イベント 『参太祭』 の企画制作と運営。

プライムツリーの「ツリー=木」と、赤池地区の自然と人の繋がりから導き出した「輪・環・話・和」をコンセプトに、クリスマス時期の12月の1ヶ月間にプライムツリーで行うイベント名を『参太祭』と名付け、その企画・制作・運営を行う産学協同プロジェクトを実施しました。

参太祭の開催を伝えるためのポスター、のぼり、DMハガキ、はっぴをデザイン。会場の『参太祭』を演出するディスプレイとして、参太祭の概要紹介ブース、こもれ陽のように影が美しい置き型の照明、伝統の市松模様のイルミネーションをデザイン。そして、12月の毎週土日に行うイベントのメニューとして、4つのスペシャル企画を用意し、それぞれのデザインと制作をしました。

① 特製プレートに願いごとを書いて、特製ツリーに掛けていく「絵馬ツリー」、② 木の年輪スタンプを使ったワークショップ「年輪工房」、③ イベント参加者の心の花を咲かせる「花みくじ」(花の種つきのおみくじ)、④ 子どもたちと親御さんが遊ぶ、木製の「プライムつみき」の以上。

そして、12月の毎週土日に週替わりのイベントを開催し、プロジェクトメンバー全員と、本学デザイン学科の後輩たちを協力スタッフとして集め、イベントの運営も学生たちだけで行いました。そうした結果、たくさんの来店者の内、累計1万7千800人もの方々が、学生たちが仕掛けた、ユーモアに富んだイベント『参太祭』を体験し、大好評を得ることができました。

桂新堂株式会社との産学協同 2017年度後期

名古屋駅キヨスクで販売することを想定した「桂新堂の売れるお土産商品」の企画開発プロジェクト。

1866年創業のえびせんべいの老舗「桂新堂」との産学協同。「売れるお土産商品」というお題をいただき、名古屋駅の土産物売り場とキヨスクの調査・分析から始まり、桂新堂の工場へ取材、えびせんべいの故郷である知多の魚市場での取材を行い、それらの情報から「名古屋みやげ」「えび+◯」「桂新堂らしさ・こだわり」「売れる要因」「ターゲット」について考え、社員さん達と議論し、「土産商品」の中身から外身まで考えて行きました。

最終的に企画として大事にしたのは「名古屋ならでは=尾張の伝統、尾張の食文化、知多の海産物」、「コアターゲット」、「素材へのこだわり」、「桂新堂の新しい挑戦」でした。その上で、学生メンバーそれぞれが、お土産のネーミング、商品を説明する文章と、中身のせんべいの仕様と個包装の仕様を決め、何個入りかに合わせた外箱の大きさや質感を決め、パッケージデザインを完成させて、最終プレゼンテーションを行いました。

名古屋テレビ塔株式会社との産学協同 2017年度前期

これからのテレビ塔とその周辺を「名古屋で一番くつろぐことができて、楽しめる場所」に変えよう。

2020年からのリニューアルを考えている、名古屋テレビ塔株式会社との産学協同プロジェクトを実施しました。名古屋駅周辺と栄地区との違いをどう位置づけるか、どのような体験ができる場所にするのか、コアターゲットをどう設定するのか。これらの課題の解決に向けた提案にするために、様々な角度から調査、分析を行い、テレビ塔の社員さんたちと議論を重ねて、「これからの名古屋テレビ塔のありかた」を企画提案しました。

テレビ塔を文化遺産や博物館にするのではなく、テレビ塔周辺のセントラルパークも含めた栄地区を、名古屋で一番くつろぐことができて、楽しめる場所にリニューアルしたいという、プロジェクトメンバー全員の意思統一の元、学生一人ひとりが、テレビ塔の新しい呼び名とロゴマークをデザインし、塔の中身と塔の周辺のリニューアル案を具体的に企画し、各自、最終プレゼンテーションを実施しました。そして、このプロジェクトの活動記録を冊子のカタチにまとめました。

その結果、昨年10月末の名古屋市から発表された「久屋大通公園(北エリア・テレビ塔エリア)整備運営事業計画概要」の中に、我々の提案の骨子が反映されました。

株式会社バッファローとの産学協同 2017年度前期

新規ユーザーやライトユーザーに、バッファロー製品の魅力を感じて、親しみやすくするデザイン提案。

パソコン及びブロードバンド用の関連機器やデジタル家電の販売実績で、国内シェアNO.1(2017年度638億円の売上)を誇る株式会社バッファロー。2016年に創業40周年を迎えたバッファローは『つなぐ技術で、あなたに喜びを』という新しいコーポレート・ステートメントを発表しました。そこで、バッファローの共通技術部デザイン課の社員さん達と、デザイン学科の学生達とコラボレーションし、バッファローの手がける製品や技術力の魅力をあらためて、一般の人々に伝えるコミュニケーションのカタチを一緒に考える産学協同プロジェクトを実施しました。

市場調査から、競合商品と比べて発見したこと、バッファローの主製品を全てお借りして、商品情報を読み込んで実際に使ってみて感じたことなどを元に、社員さん達とのたくさんの議論の末、最終的に、新規ユーザーやライトユーザーにとって、バッファロー製品が身近になり、今後に向けて展開が広がるものを提案することになりました。

最終的に4つの課題解決の方向性に絞り込み、それぞれのアイデアを可視化したプロトタイプを制作し、デザイン提案をしました。①バッファローのコーポレートカラーの赤色を活かした「VI&新パッケージ」と「店頭用販促情報POP」の提案、②ワーキングシーンとプライベートシーンで使い分けできる「親しみやすいUSB」の提案、③パソコン周辺機器をギフトにする提案「寄せ書きできるギフトパッケージ」「思い出をためる→思い出をつくる、おもいでばこ」の以上。

服部株式会社との産学協同 2017年度前期

布印刷の新しい価値や可能性を広げて、新しいビジネスにつなげる新商品開発プロジェクトを実施。

のぼり製作100年の歴史がある服部株式会社。布印刷を使った新しいビジネスや新商品のアイデアを考える産学協同プロジェクトを実施しました。学生達から布印刷を使った商品のアイデアは次々と出ては来るものの、その中の、どのアイデアが本当に商売に結びつくのかどうかを判断し、絞り込んで、そのアデアを具体的なデザインにして、次のプロトタイプを試作するステップに移るのに時間がかかりました。

最終的なプロトタイプを制作したデザイン提案は2つのアイテム。①大きなイベント会場で使うことを目的とした「2.5m X2.5mの組み立て式の布製展示ブース」。その箱型の展示ブースの天井・壁・床面の情報や世界観を、全て布印刷で行うことで、独自の存在感を演出します。②布の両面印刷を活用して、包んだ時の変化を楽しむ「アイデア風呂敷」の提案です。お酒の瓶を包んで渡すときに使用する「錦鯉模様の風呂敷」の提案、弁当箱を包んで開いたときに変化する「顔面風呂敷」の提案、花束を贈るときの包装紙の代わりに使う、ポケット付きで運びやすい「花束用の風呂敷」の提案を行いました。

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