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名古屋学芸大学の紹介

名古屋学芸大学の紹介

教員組織

教員の教育・研究活動報告

所属と職名 名古屋学芸大学看護学部看護学科
ふりがな すずき きしこ
教員氏名 鈴木 岸子
英語表記 Kishiko Suzuki
生年 1954年
学歴 日本福祉大学大学院社会福祉学研究科 福祉マネジメント専攻(2008年)
名古屋大学大学院博士前期課程 医学系研究科 看護学専攻(2013年)
名古屋大学大学院博士後期課程 医学系研究科 看護学専攻(2016年)
学位 修士(福祉マネジメント)[日本福祉大学](2008年)
修士(看護学)[名古屋大学](2013年)
博士(看護学)[名古屋大学](2016年)
現在の研究分野
(最大5つまで)
社会福祉士学 高齢者看護学 地域看護学 ケアマネジメント学  終末期ケア
現在の研究テーマ
  • 家族介護者支援
  • 地域包括ケアシステムの中での介護予防(介護予防・日常生活支援総合事業及び生活支援コーディネーター)
  • ケアマネジメントの在り方研究

主な研究業績

【著書】
題名 単・共
の別
発行日 発行所名 備考
「介護支援専門員によるケアマネジメントガイド」サービス提供困難ケースの対応法と解決策 2001年5月 日総研出版(株)  
<加除式>「医療福祉相談ガイド」
 追録 第61・62合併号
2006年5月 医療福祉相談研究会  
ケアマネジメントの実務-Q&Aと事例集- 2011年7月 新日本法規出版(株)  
ケアマネジメントの実務-Q&Aと事例集- 追録版1~9号 2016年7月 新日本法規出版(株) 介護保険制度改正に合わせて、毎年1~2回追録作成
ケアマネジメントの実務-Q&Aと事例集- 追録版11~16号 2019年2月 新日本法規出版(株) 同上
ケアマネジメントの実務-Q&Aと事例集- 追録版19号
2020年10月
新日本法規出版(株) 同上
ケアマネジメントの実務-Q&Aと事例集- 追録版20,21号 2021年3月 新日本法規出版(株) 同上
【学術論文】
題名 単・共
の別
発行日 発行雑誌又は発行学会等の名称 備考
要介護者の介護付き旅行の文献レビュー―先行文献に見る意義と課題― 2009年3月 日本福祉大学社会福祉研究第4号85-92頁 査読有
日本の家族介護者がもつ「介護しなければならない」意識に関する一考察 2011年3月 椙山女学園看護学研究 Vol.3 69‐77頁 査読有
スーパーマーケットにおける健康支援サービスの効果」 2011年6月 日本看護医療学会雑誌
13(1)79-89頁
査読有
Physical and psychological health  problems among Japanese  family caregivers 2011年8月 Nagoya Journal of Medical Science 2011 Aug;73(3-4) pp107-115 査読有
女性家族介護者の筋骨格系症状に関連する生活習慣要因 2013年2月 日本看護医療学会学会誌14(2)pp13-22 査読有
フィリピン大学における看護教育報告―名古屋大学 医学部保健学科看護学専攻とフィリピン大学看護学部の国際交流事業― 2013年3月 椙山女学園大学研究論集社会科学編45,71-82頁 査読無
モンゴル国の看護教育の現状と課題報告  2014年3月 朝日大学保健医療学部看護学科紀要1,11-17頁 査読有
A Report on the 6th International Conference on Community Healh Nursing Research 2015年3月 朝日大学保健医療部看護学科紀要2 3-6頁 査読無
Caregiving activities closely associated with the development of low- back pain among female family caregivers 2016年4月 Journal of Clinical Nursing pp.1-12 査読有
民主化後のモンゴル国の健康指標 2017年3月 朝日大学保健医療部看護学科紀要3 23-28頁 査読無
女性家族介護者の首肩背中のこりと痛み(肩こり)に関連する生活習慣と介護状況 2017年8月 日本看護研究学会雑誌Vol.40 No.4 623-630. 査読有
家族介護者の筋骨格系症状と介護との関連についての文献レビュー 2019年5月 なごや看護学会誌Vol.1 No.1 2-10. 査読有
家族介護者の健康課題と介護の関連 2020年7月 地域ケアリング Vol.22№7通巻297号pp72-74. 査読有
特別養護老人ホームと有料老人ホームで終末を迎えた入所者の臨死期症状に関連する要因 2021年3月 なごや看護学会誌Vol.3 No.1 27-34. 査読有
【学会発表等】
題名 単・共
の別
発表日 発行学会等の
名称
備考
要介護者を対象とした介護付き旅行の試みに見る意義と課題 ―沖縄旅行に参加した9事例を通して― 2008年7月 日本ケアマネジメント学会第7回研究大会  
女性介護者の握力と筋骨格系症状の特徴  ―女性非介護者との比較から― 2010年10月 第69回日本公衆衛生学会総会  
在宅介護者の握力・筋・骨・関節に関する症状男女の特徴-非介護者との比較から- 2011年1月 第21回日本疫学会学術総会  
民主化後のモンゴルの保健医療事情と課題 -ウランバートル市内地区踏査報告- 2013年10月 第73回公衆衛生学会総会  
サービス担当者会議での業務の実施状況と業務内容の構造化に関する研究(2)~初回サービス担当者会議の業務の実施   状況と業務内容の構造~ 2015年6月 日本ケアマネジメント学会第14回研究大会  
Graduating students’ attainment of home care nursing  techniques 2015年8月 The6th  International Conference  on Community Health Nursing research ポスター
Research on contents of  first time and
after the second time  case conferences and the factors relevant to the contents for case managers
2015年10月 The 23rd Joint Asia-Pacific Social Work Conference ポスター
Lifestyle and  caregiving-related factors associated  with stiffness and pain in the neck, shoulder, or back in Japanese female  caregivers 2016年7月 The3rd Korea-Japan Joint Conference on Community Health Nursing ポスター
A複合施設における終末期高齢者の下剤使用の現状と関連要因 2016年9月 第18回日本看護医療学会学術集会 ポスター
Factors associated with end-of-life symptoms of A nursing home residents in Japan 2016年11月 The 4th China Japan Korea Nursing Conference  
Alleviating Pain and Edema in Terminal Stage Elderly 2017年3月 第3回国際ケアリング学会 ポスター
要介護者の認知症状に起因する介護困難行動への対応が女性介護者の生活習慣に与える影響 2017年6月 日本ケアマネジメント学会第16回研究大会  
A Comparative Study of Dying-Phase Symptoms: Analyzing Data of 48 Residents who deceased in Nursing Facilities 2019年2月 The 4th International Conference on Prevention and Management of Chronic Conditions: Innovations in Nursing Practice, Education, and Research(Bangkok,Thailand) 査読有
ポスター
Characteristics of Nursing Care Provided by Female Family Caregivers with Constant Strong Low-Back Pain (in Japan) 2019年6月 International Council of Nurses Congress 2019(Singapore) 査読有
ポスター
ケアマネジャーが行う認知症の人の意思決定支援における実施度と重要度に関する研究 2020年9月 日本ケアマネジメント学会第19回(書面)研究大会 査読有
ポスター
ケアマネジャーが行う認知症の人の意思決定支援の実践~意思決定支援過程に関する量的研究~ 2020年9月 日本ケアマネジメント学会第19回(書面)研究大会 査読有
ポスター
介護予防・日常生活支援総合事業の継続が要介護有無別利用者に与える生活上の変化 2021年6月 日本老年社会科学会第63回大会(WEB) 査読有
ポスター
生活支援コーディネーターが求める知識・技術および協議体からの支援 2021年6月 日本ケアマネジメント学会第20回研究大会 (WEB) 査読有
ポスター

主な職務上の業績

【資格・免許】
資格・免許の名称 取得年月 発行者・登録番号 備考
看護婦(現看護師) 1983年4月
(1975年5月)
厚生省 第272184号 1983年2月改姓のため
保健婦(現保健師) 1983年4月
(1976年5月)
厚生省 第37724号 1983年2月改姓のため
養護教諭一級 1976年3月 愛知県昭50養-普第15号  
介護支援専門員 2001年3月 愛知県第23992414号  
赤十字ベーシックライフサポーター 2018年8月 日本赤十字社  
【社会的活動等】
活動事項 期間(年月) 活動機関 備考
Nursing Exchange Program:フィリピン大学看護学部および大学付属病院での看護教育の学びと交流、高齢者施設の見学 2012年3月5日~2012年3月12日 名古屋大学保健医療学部  
Nursing Exchange Program:韓国の延世大学看護学部での学生交流や論文発表および大学付属病院、保健センター、高齢者施設の見学と交流 2012年12月2日~12月8日 名古屋大学大学院医学系研究科  
「PhDプロフェッショナル登竜門」モンゴル試行研修(大気汚染調査) 2013年3月19日~3月29日 名古屋大学大学院 博士課程教育リーディングプログラム  

所属学会

【所属学会名称】
学会名称 日本看護研究学会、日本看護科学学会、日本看護医療学会、東海公衆衛生学会、日本ケアマネジメント学会、日本公衆衛生学会、なごや看護学会、日本老年社会科学会
【所属学会役員歴等】
学会及び役員名 期間(年月) 備考
なごや看護学会 査読委員 2019年4月~現在に至る  
なごや看護学会 編集委員 2020年3月~現在に至る  

主な職歴

事項 期間(年月) 備考
産業保健師 1976年4月~1984年6月  
介護支援専門員・産業保健師 2000年4月~2008年5月  
朝日大学保健医療学部看護学科 講師 2014年4月~2018年3月  
名古屋学芸大学ヒューマンケア学部
准教授
2018年4月~2019年3月 看護学部兼任
名古屋学芸大学看護学部看護学科
准教授
2019年4月~現在に至る  

受賞学術賞

受賞事項 年月 備考
日本ケアマネジメント学会第19回研究大会発表優秀賞 2020年9月  
日本ケアマネジメント学会第20回(WEB)研究大会発表優秀賞 2021年6月  

科学研究費等外部資金導入実績

名称 題名 年月 機関名 備考
平成26年度公益助成事業 家族介護者の筋骨格系症状に関連する介護要因の分析 2014年4月2015年3月 財団法人名古屋市療養サービス事業団 代表
H26年度社会福祉振興・試験センター助成金事業 介護支援専門員によるケアマネジメント業務の質的向上に関する研究事業 2014年4月2015年3月 社会福祉振興・試験センター 共同
平成28年度医学研究・健康増進活動等助成金 介護予防事業が利用者と支援者の日常生活に与える影響ー総合事業参加者の介護予防に関連する要因の分析ー 2017年12月~2018年11月 一般財団法人愛知健康増進財団 代表
平成31年度(2019年度) 若手研究 地域における総合事業推進に必要な生活支援コーディネーターの知識技術支援の在り方 2019年4月~2022年3月 文部科学省 代表
2019年度研究助成事業 ケアマネジャーの認知症の人に対する意思決定支援に関する研究 2019年5月~2020年3月 (公財)フランスベッド・メディカルホームケア研究・助成財団 共同

主な担当科目と授業の改善と工夫

【担当科目名(対象学部・学科)】
看護学実習1、救急処置(名古屋学芸大学ヒューマンケア学部子どもケア学科養護教諭コース)
看護の基礎、基礎看護学実習1、地域看護学概論、地域看護方法論、在宅看護学概論、在宅看護学実践論、在宅看護学実習、統合実習1,3(名古屋学芸大学看護学部看護学科)
【授業の改善と工夫】
 養護教諭コース2学年生に対して、前期講義の看護学実習1と後期講義の救急処置の授業の中に、ジグソー法とグループワークを取り入れて授業を展開した。前期の授業においては、ジグソー法に対して、時間がないので、大変だったという意見も有ったが、概ね、自分のためになったという評価が多かった。
 後期の救急処置については、実生活に活かせる技術が多いため、各グループとも熱心に取り組めたとの感想が聞かれた。救急処置の次年度に向けた改善点としては、心肺蘇生法をアレルギー疾患の救急処置の前に行い、アナフィラキシーショック時の救急処置と連動して学習した。
 看護の基礎においてはグループワークを担当した。特に工夫した点は、学生の討議が進むように、グループダイナミクスが発揮できるよう、ファシリテートに回り、グループの中で発言できたときには、その意見を尊重し成功体験が積めるようにサポートした。その結果、今まで苦手なグループワークだったが、意見が言えるようになったとの感想が聞かれた。
 地域看護方法論(オムニバス)の担当コマでは、地域包括支援システムの構築の歴史と現状を全体的に俯瞰できるよう学ばせ、在宅看護学概論および在宅看護学実践論に繋がる土台作りをした。一方で、地区診断については、在宅看護学で活かせる地域看護の視点を持てるように、学生目線での事例を作成し、統計資料を読み込むことができるよう教授した。
 在宅看護概論・在宅看護実践論(共同)においては、在宅看護学実習に活かせる知識技術の提供を主眼に学習させた。特に、コロナ禍での遠隔授業を活用して、授業はリモートと対面を効果的に組み合わせたことと、オンデマンドで授業を再受講できるように設定した。在宅看護学は、3年生からの科目となっており、学生には、在宅がイメージできないこともあるため、DVDを適宜用いて、イメージ化を図ると共に、対象者の疾患や病態にのみ関心が行かないよう、対象者の生活を見ることによって、本人を深く理解するという看護の視点の大切さを学べる工夫を随所に取り入れた(ICF、ケア用品の作製など)。その結果、施設内で働く看護師だけでなく、在宅で働く看護師の魅力に気が付いた。訪問看護師も将来の視野に入れて働きたいとの感想が上がった。
 在宅看護学実習では、受け持ち対象者の看護過程の展開を、演習で学習したICFを用いて展開させ、対象者の生活を見る視点と、QOLの向上、尊厳の保持について、考えることができる実習の構築を図った。また、2日間の地域医療連携室での実習を通して、退院後の生活を視野に入れた看護計画の必要性を理解したとの意見が多く見られた。在宅から入院、再び在宅に戻って生活するという、地域包括ケアシステムの多職種連携の必要性の理解に繋がったと思われる。

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