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名古屋学芸大学の紹介

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2021.04.21更新

「まん延防止等重点措置」発出に際して

令和3年4月21日

学生・院生・教職員の皆さん

名古屋学芸大学長
杉浦康夫

 本学は、昨年8月に「今後の教育の基本方針」として以下のものを示しています。

 「コロナ禍にあっても、所属する学部学科におけるディプロマポリシーに基づき、学生はそれぞれの資格やスキルの取得を目指して必死に努力しています。そして、そのための実習、実技など多くの教育は対面をベースに進めるものです。また、それを基にして本学の教学の精神と特徴も創り出されています。これらを総合的に考え、本学の授業はあくまでも対面で実施することを基本とすべきだと判断します。」

 この教育方針を実現するために「①対面授業と遠隔授業二つの方法を準備し、各学部学科専攻でバランス、運用方法等を考えた上で実施していく。②遠隔科目は、学生の学びの質が担保できるよう授業内容、方法を精査して実施する。③不測の事態に対応して、できるだけ対面授業も遠隔授業に移行できる準備を進めておく。④運用方法には科目ごとの区別だけでなく、クラスごとの区別、ハイブリッド運用(授業内での混在)などを含む。」の4対応を挙げ後期授業に臨みました。結果は、学生諸君の秩序ある行動と教職員の努力により、多くのコロナウイルス感染者を出す事もなく授業完遂へと結びつけることができました。その成果、経験は3月開催の教育シンポジウムにて発表され、遠隔授業導入に貢献した教員の表彰と併せて、多くの教員間で共有することもできました。

 新年度を迎え、早々にコロナ感染症は第4波の可能性も指摘され、大学での授業等をどうするのか問われ始めています。愛知県では4月20日から5月11日まで「まん延防止等重点措置」が発出されましたが、我々は昨年度の経験を基に、本年度も社会におけるコロナ感染状況と行政機関の対処方針などに、臨機応変に対応しながら対面授業と遠隔授業とを組み合わせ、講義、演習、実験実習等を含む教育を滞りなく遂行していきたいと考えています。そのためには国の行動指針:「三密(密閉空間、密集、近距離の会話や発声)を避ける。感染者との濃厚接触者や海外帰国者は14日間、自宅待機する。熱、咳、息苦しさなどのかぜ症状のある場合は、出校せず自宅安静にする。感染者発生に備え、各自が日々の行動を記録する」を原則とし、学生諸君(当然教職員もですが)には具体的に以下を守って行動することをお願いします。

  • 会食や飲み会は自粛すること。
  • 「黙食」をすること。
  • 手指衛生(手洗い、消毒)をしっかり行うこと。
  • マスクを着用すること。マスクなしでの会話はしないこと。
  • 三密の場を避け、ソーシャルディスタンスを確保すること。
  • 体調がすぐれないときは外出を自粛すること。
  • こまめに換気を行うこと。
  • 朝夕の検温及び健康状態のチェックを行うこと。
  • 規則正しい生活(十分な睡眠・バランスの良い食事・適度な運動)を心掛け、自己の健康管理を行うこと。

 これらの基本対策行動について自ら率先し行動を変え、友人や家族にも伝えていただくことをお願いします。これにより大切な大学生活を失うことなく、有意義な実り多い大学生活を送る事ができると考えます。

 なお、学生諸君は何らかの体調に不安が生じたときには遠慮なく、教職員にメール等で相談してください。また、今後、必要に応じて本学の方針をポータルでもお知らせしますので、確認するようにしてください。



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