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安全衛生と品質管理に関する勉強会 通算第24回(11/16土)のご報告

 平成25年11月16日(土)10時~13時、一般財団法人日本冷凍食品検査協会(http://www.jffic.or.jp/)名古屋検査所にて今年度第2回(通算第24回)の勉強会を開催しました。

 講師は日本冷凍食品検査協会名古屋検査所 所長の朝川良徳氏。テーマは「食品事故を防ぐための工場点検のポイント及び実例の紹介」でした。参加者は21名(学生9名、社会人12名)。

 はじめに、日本冷凍食品検査協会および名古屋支所の紹介があり、続けて「工場点検の流れと各段階のポイント」を(1)工場点検の事前準備、(2)工場点検の実施、(3)点検結果の報告の順に、事例を交えて丁寧に解説くださいました。講演中も質問や意見交換が行われ、後半の討議では参加者全員が発言し情報交換が行われました。

【後日参加者から提出されたレポートより(抜粋)】

  • 食品検査機関について、漠然としたイメージしかできなかったのですが、様々な試験や検査があることを知り、このような仕組みがあるから消費者はもちろん、製造者の安全、安心が守られる、ということがわかりました。
  • 従業員の衛生管理については、目的をきちんと伝えたうえで教育をし、ルールを作り、チェックをする、またできていないのなら指導をするなど、いくつかのステップをふまえることがどれだけ大切か、ということがわかりました。
  • 教科書や調べ学習からの知識だけではなく、今回実際に働いていらっしゃる方々の現場の声や写真に触れることができ、学ぶことが多くありました。
  • 将来、食品メーカーで働くことを志望しているのですが、今日学んだ工場の衛生管理や従業員の衛生管理、商品の衛生管理など、ぜひ生かしていきたい。