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HACCP研修会(2014/11/29土)のご報告

主催:NPO HACCP実践研究会
共催:名古屋学芸大学健康・栄養研究所
協賛:国際衛生株式会社
    中央設備エンジニアリング株式会社

 平成26年11月29日(土)、農林水産省補助事業である「食品安全マネジメント初級講座 ~HACCP導入研修会~(名古屋会場)」を本大学にて開催しました。
 はじめに、宇井加美氏(HACCP実践研究会 副会長・技術士(衛生工学))から開会の挨拶、および研修会の主旨と内容の説明がありました。
 午前中は、野村尚良氏(HACCP実践研究会 幹事・主幹研究員)から「HACCPシステムの導入はPP(一般衛生管理)と5Sの徹底から」、宮地竜郎氏(東京農業大学生物産業学部 准教授)から「HACCPの基礎・基本」、岸本満氏(名古屋学芸大学管理栄養学部 教授)から「グループワーキングガイダンス」のテーマについて、それぞれご講演いただきました。
 午後からは、会場を本学管理栄養学部の実習室に移して、グループワーキング「給食(調理)施設の衛生管理」を行いました。ここでは岸本氏、宮地氏にコーディネーターとして、野村氏、宇井氏にアドバイザーとして指導していただきました。各グループ内で、社会人と学生が意見を交換し合い、積極的に作業に取り組んでいました。
 その後、会場を演習室に移して各グループの成果の発表をしました。全12グループが発表し、質問や意見交換など活発に発言し合いました。
 最後に、参加者へ修了証を授与し、研修会は終了しました。

【2014年度HACCP研修会アンケート集計(抜粋)】
参加者人員 :社会人38名、学生57名 合計95名
アンケート :社会人38名、学生50 名、無記名 5名 合計93名(回答率97.9%)

結果(抜粋)
問 本日の研修会でどのプログラムが参考になりましたか?(複数回答)
講演1「HACCPシステムの導入はPP(一般衛生管理)と5Sの徹底から」:57(61%)
講演2「HACCPの基礎・基本」:67(72%)
講演3「グループワーキングガイダンス」:43(46%)
グループワーキング「給食(調理)施設の衛生管理」:81(87%)

問 研修会「高度化基盤整備とHACCPの導入」について、理解を深めることができましたか?
理解できた:48(52%)
少しは理解することができた:44(47%)
あまり理解できなかった:2(2%)

コメント(抜粋)

  • 学生、社会人と意見交換できてよかった。
  • 大変参考になった。
  • PRPsやCCPなど知識不足に気が付いた、大量調理についてももっと勉強したい。
  • 社会人のみなさんのように語れる栄養士になりたい、もっと研修会の機会を与えてほしい
  • HACCPことが改めて分かった。GWすることで、他の人と意見交換ができてよかった。
  • 実際の現場で働く方々の意見などがありGWができてとても貴重な体験ができた。
  • チームによって視点がちがって勉強になった
  • 従業員の教育が大切だということが分かった
  • 経験のある方のチーム内の発言、まとめ方、指揮をする姿がとても参考になった
  • HACCPの内容はとても勉強になった。
  • HACCPについて、なんとなくしか理解がなかったが、今回わかりやすく指導いただき、またGWがとても良い雰囲気でできてますますHACCPの理解が深まった。参加してよかった。
  • 学生さんや企業の方と意見交換でき別の観点からの意見がとても参考になりました。今後の作業や研修に活かせていけたらと思います。
  • 短時間でこれだけの知識や経験をさせていただき感謝します。
  • GWのチーム活動は企業活動の中でクレームなど摘出等の手法にも役立つことが大きい、大いに参考になりました。ありがとうございました。
  • CCPの理解がまだまだでどこに設定すればよいかがとても悩んだところです。もっと詳しく簡単にHACCPの事を説明してもらえるといいです。本当の初心者用の研修をしてほしいです。