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安全衛生と品質管理に関する勉強会 通算第31回(3/14土)のご報告

 平成27年3月14日(土)10時~13時、本学図書館5階多目的室にて通算第31回となる勉強会を開催しました。

 講師は株式会社赤福 品質保証部の田中達男氏にお越しいただきました。テーマは「株式会社赤福 安全・安心への取り組み」で、参加者は22名(学生5名、社会人17名)でした。

 創業宝永四年(1707年)より300年以上の歴史をもつ赤福餅のおいしさと魅力を再発見できたご講演でした。

【後日参加者から提出されたレポートより(抜粋)】

  • 何百年と続く老舗なので、昔と変えないために保存料は一切使わずにいるという話を聞き、伝統を受け継ごうとする熱意を感じた。また、品質管理も徹底されていて、不祥事があったことで改善されている点もあり、より一層安全性が保証されていると思った。おいしいものを作るだけではなく、安全性も考慮して作られているという貴重な話を聞き、長年続く老舗になる理由はそのような点が徹底されているからだとわかった。
  • 食の安全を守るためにたくさんの工夫をしていて凄いと思いました。工場内で、機械や道具の一つ一つ、作業着まで、管理を徹底していて、食の安全を守るということに終わりはないのだと感じました。
  • 安全衛生と品質管理の面で、赤福さんがどのような工夫をなされているのか学ぶことができ、参加してよかったなと思いました。また、現場で働かれている社会人の方達とも話し合う機会があり、とてもいい経験をさせていただきました!それぞれ現場で働いているからこその着目点があり、とてもいい勉強ができたとおもいます。ぜひ機会があれば、また参加したいと思います。
  • HACCPの取り組みに関して赤福さんは徹底して見えて、工具・ブラシ・衣服・あらゆる物が置き場所を決めきれいに整頓されており、自分の職場でもやってみようと思いました。
  • 講演や昼食会、そのあとのお話から、300年続く企業の誇りと自信、その企業に携わっているという責任感をとても感じました。先生だけではなく全ての従業員の方々が、同じ思いで働いているとも感じました。自分の仕事に誇りを持てる事は、本当に幸せな事だと思います。だからこそ、全ての従業員の安全衛生に対する意識が高いのだとも思いました。お客様のためにという言葉が、大変印象に残りました。
  • 調理作業の7Sはとても参考になりました。通信教育等で社員に勉強するチャンス・評価と働くことのモチベーションがあがるすばらしい会社だとおもいました。