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安全衛生と品質管理に関する勉強会 通算第32回(7/25土)のご報告

 平成27年7月25日(土)10時~13時、本学図書館5階多目的室にて通算第32回となる勉強会を開催しました。

 講師は名古屋市健康福祉局 健康部 食品衛生課 食の安全対策係の岸本智子氏、浅沼清香氏にお越しいただきました。テーマは「名古屋市の食品衛生自主管理認定制度について」で、参加者は15名(学生2名、社会人13名)でした。

 勉強会前半では、テーマに沿って食品衛生自主管理の重要性やHACCPによる衛生管理、自治体認証の制度と概要、今後の課題などについてご解説いただきました。後半には全体でディスカッションし、勉強会終了後も講師と参加者が交流して意見交換するなど、有意義な勉強会となりました。

【後日参加者から提出されたレポートより(抜粋)】

  • 今回の勉強会は私達にとって身近な人の話が聞けて大変良かったです。ありがとうございました。認定制度は、私達の職場学校給食にも衛生管理の意識を高める為、保護者を安心させるため必要なものだと思います。
  • 名古屋市健康福祉局健康部食品衛生課が推進する名古屋市食品衛生自主管理認定制度は初めて知ったことである。また、自治体認証という身近な公的機関で安価に認証が取得できることは食品衛生管理の基本ベースが確立できたものと思われる。しかしながら、食品衛生法という基準法がありながら、高い安全倫理性をもってする食品関連業者と、何らの衛生管理も成されない食品関連業者がいることもよく目にする現実である。例えば、焼き肉などの食堂での生食の豚レバーのように、規制がなければ販売出来てきたということは大変な問題であったと考える。今後、全ての食品関連業者が自主的な安全基準を確保し、より安全な食品を提供する社会システムが出来ることを望みたい。