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安全衛生と品質管理に関する勉強会 通算第33回(10/17土)のご報告

 平成27年10月17日(土)10時~13時、本学図書館5階多目的室にて通算第33回となる勉強会を開催しました。

 講師は一般財団法人日本食品分析センターの太田順司氏にお越しいただきました。テーマは「食品微生物検査のニーズと役割」で、参加者は11名(学生3名、社会人8名)でした。

 勉強会前半では、まず微生物について詳しく解説いただき、「食品微生物試験の特徴」や「HACCPにおける試験検査の役割」など食品分析についてご講演いただきました。講演中の参加者からの質問等にも分かりやすく回答いただきました。後半のディスカッションでは活発に意見交換を行うことができ、有意義な勉強会となりました。

【後日参加者から提出されたレポートより(抜粋)】

  • 今回の研修を通じて、現在の当社の状況を振り返ると共に、他社の取り組みについても知ることが出来た。このような場を通じて「食品製造」に求められることの収集・情報の交換の場として今後も活用していきたい。
  • 弊社は微生物の専門会社ではない。今回の勉強会において、汚染指標菌、病原微生物、変質原因菌など臭いや汚れの基となる微生物の特徴を知ったことは大きな参考となった。今後の取組みに是非活かしたいと考える。
  • 岸本先生がおっしゃっていたように、衛生環境や食品の安全性について現場の者と検査側の者がともに管理栄養士であるような関係が築けると素晴らしいと思う。男女問わず、管理栄養士の活躍の場がさらに広がることを期待している。太田氏からは実際の検査室での手技、経験などもお話しいただき、大変貴重な時間を過ごすことができた。