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食品安全マネジメントシステム研修会(7/12火)のご報告

平成28年7月12日(火)4・5時限(15:35~18:45)に本学図書館の多目的室にて、第2回目となる食品安全マネジメントシステム研修会を開催しました。

講師は本研修会主体者の岸本満先生(管理栄養学部教授/研究所主任研究員)で、
テーマは「ISO22000のケータリング分野のHACCPと前提条件プログラム」でした。参加者は15名(全員社会人)となりました。

今回から矢田富雄著「ケータリングのためのISO/TS22002-2:2013の実践的解釈」幸書房.をテキストとして、
参加者全員で解説を入れながら進めていきます。

前半は岸本先生の講義です。テキストを読み解きながら書いてあることの疑問点などを全体で共有し、一つずつ解釈していきました。
後半はディスカッションです。前半の講義では解消されなかった疑問(分かりにくい文章や言葉)について議論し、解釈を考えました。参加者の職場でのISO22000の進捗状況や取り組み、社内での衛生教育はどのようにすれば良いか等、様々な話題が上がりました。

(担当 篠田)

【後日参加者から提出されたレポートより(抜粋)】

  • 勉強会前半の岸本先生の作成して下さった資料とご説明により、完璧ではないにしろ概要は理解することが出来たよう思えましたので、仕様書Ⅱを反復復習し、理解に努めます。
    後半のディスカッションですが、ISO22000の進捗状況に関するお題がありました。もうすでに取得している企業様、キックオフをしたばかりの企業様、取得を諦めてしまった企業様など様々な方がいらっしゃいまして、各々の考え方や情報の共有を行いました。弊社は22000の前にまず9001の2015年版への移行が最優先であり、22000のキックオフとなるとさらにその先となる可能性がありますので、実現ができるようコツコツと知識を蓄えておく必要があると感じました。