ごあいさつ

子どもケアセンターは、新しい考え方や価値観に出会える場所でもあります

 大学附属の子どもケアセンターは、子育て支援だけではなく、人材養成や研究の拠点としての目的や役割も持っています。保育職員だけではなく、教員や学生も子育て支援に関わるという、大学附属ならではの環境は、子育て支援にどのような影響を与えるのでしょうか。

 実は、2025年10月に、大学附属の施設ならではの子育て支援の意義を明らかにするため、子どもケアセンターの利用者のみなさまにアンケート調査を実施しました。調査の成果は、「大学という環境が子育て支援に与える影響―子どもケアセンター利用者対象のアンケート調査の結果より―」というタイトルで『資質・能力を育てる教職カリキュラム研究(教育実践記録集)第7集』(名古屋学芸大学・教職課程研究会編刊/2026年2月)に載せています。

 詳細は省きますが、アンケート調査から、教員の専門性への期待や学生との触れ合いから得られる喜びや楽しみが、子どもケアセンターをご利用される理由になっていることがわかりました。また、利用者のみなさまが、学生の学びを支え保育者養成に貢献しているという認識をお持ちであることも、アンケートの回答から読み取ることができました。その通りです。利用者のみなさまのおかげで、学生は実践的に学び成長することことができます。心より感謝申し上げます。

 子どもケアセンターでは、利用者のみなさまと学生、教職員が関わり合うことで、子育て支援と人材養成と研究の相互サイクルが成り立っています。今後も、大学附属という強みを活かした子育て支援を進めてまいります。ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2026年4月1日 
子どもケアセンター長 加古有子

イラスト 照喜名 隆充