ごあいさつ

「子どもは枝1本もいろいろなものに見えてしまう。この子どもの世界を理解して遊びに関わってほしい」これは、子どもケアセンターが開催している学生の企画・運営・実施による「遊びの交流会」のリハーサルの際、4年生が下級生にアドバイスした言葉です。それを聞き私は感激するとともに心からうれしく思いました。

まさに、この学生は、乳幼児期の子どもの見方・考え方には特有なものがあり、この子どもの世界を理解し、共有し、子どもとともに遊びの楽しさを創造することが保育者の役割であることを伝えていたからです。

本センターは子どもが生まれもっているすばらしい力、子どもを育てることの尊さと価値を感じる未来の保育者、あるいは未来の親を育てる機能ももっています。

折しも、2018年度は、心痛む虐待のニュースが相次ぎ、今まさに子育て中の保護者に寄り添い、子育てに対する負担や不安、孤立感を和らげ、子育てや子どもの成長に喜びや生きがいを感じることができるようにする支援が必要です。

日進市の子育て支援センター事業の委託を受けている本センターでは、こうした喫緊の諸課題にも対応できるよう、センターの職員一同、本学の教員や学生との協働により質の高い子育て支援に努めようとしているところです。

今年度も様々な子育て支援プログラムを開催予定ですので、地域の方々のご利用をお待ちしています。

また、本センターは日進市の「赤ちゃん駅」としてもスタートしました。赤ちゃんの授乳・おむつ替え、そして休憩等に、ぜひ、ご活用ください。

平成31年3月31日
名古屋学芸大学ヒューマンケア学部
附属子どもケアセンター長  津金 美智子