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食品安全マネジメントシステム研修会(10/18火)のご報告

平成28年10月18日(火)4・5時限(15:35~18:45)に本学図書館の多目的室にて、第4回目となる食品安全マネジメントシステム研修会を開催しました。

参加者は9名(全員社会人)となりました。

テーマは「前提条件プログラム‐1」で、「構内の配置、給水:飲用水・氷・飲用不適な水、器具と道具」について、
中央設備エンジニアリング㈱の伊藤健一郎氏にご講演いただきました。食品工場内部の具体例を挙げながらインフラストラクチャーや作業場の配置、照明や喚起、衛生施設等についてご解説いただきました。

さらに、㈱おとうふ工房いしかわの加藤正裕氏からは「ISO22000取得のスケジュールと実務について」事例のご報告をしていただきました。ISO22000取得に向けて事前準備からキックオフ、進捗状況など具体的なお話しを聞かせていただきました。

フリーディスカッションの時間には、加藤氏の事例報告に関連して、コンサルタントとの連携や社員への働きかけについて詳しく話し合いました。また、参加者各社のISO22000認証取得の進捗状況や今回のテーマ以外の情報提も行い、有意義な研修会となりました。

(担当 篠田)

【後日参加者から提出されたレポートより(抜粋)】

  • 今回、実際にHACCPのお取り組みをされている企業様のご発表を聞く機会に恵まれました。HACCPは、参考書や様々な方のご助言をいただいたとしても、自社に合うように構築するに大変な労力が必要です。また、多くの企業様では、事務局が少数で背負ってしまい、全員で構築したという実感が少なくなる傾向も見られます。その過程や、御苦労話、工夫されている点などをお聞きすることが出来、大変参考になりました。今後も、このような事を共有・共感しながら、参加企業様が皆様素晴らしい食品安全マネジメントシステムを構築できるよう、切磋琢磨してゆきたいと思います。