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2025年度 実務者のための栄養ケアプロセス研修会 を開催します

2025年度 実務者のための栄養ケアプロセス研修会 募集要項

【目的】

名古屋学芸大学健康・栄養研究所主催「実務者のための栄養ケア(管理)プロセス研修会」は、管理栄養士のスキルアップと同職種間でのネットワーク構築を目的に、2015年度より開催しています。

管理栄養士として対象者への栄養ケアにどのようなアプローチが必要なのか?短期集中的にグループディスカッション等をする中で、広い視野をもって患者さんの栄養管理計画を作り、どのようなアウトカムを期待してPDCAを回していくのかを深く検討しています。

今回の研修会では、ベーシックトレーニングと分野別ワークショップの2部形式で開催をします。これを機会に自分自身を高めてみませんか。

【実施要項】

対 象: 医療・福祉分野で栄養管理を行っている実務者(管理栄養士)
日 時: 2026年2月22日(日)10:00~16:00
場 所: 名古屋外国語大学名駅キャンパス(サテライト)(JR「名古屋駅」より徒歩約12分、
地下鉄東山線 亀島駅より徒歩約6分)、およびオンライン(Zoom)
参加費: 無料
参加者: 50名程度
案 内: https://www.nuas.ac.jp/IHN/
〆切り: 2月9日(月)
内 容: 2部制

お申込はこちらから
 → Peatix[2025年度 名古屋学芸大学 健康・栄養研究所 実務者のための栄養管理プロセス研修会]

【内容】 

総合司会:日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 畠山 桂吾 先生

[1部]

10:00~12:00
ベーシックトレーニング ハイブリッド
「入院の栄養管理だけじゃない!地域を支える市民病院栄養科の新しい形」
蒲郡市民病院 藤掛 満直 先生
「介護医療院から在宅へ~慢性期医療を知る~ 管理栄養士も居宅へ訪問しています」
岡崎東病院 木原 八千代 先生
岡崎東病院 小口  詩織  先生

[2部]

14:00~16:00
分野別ワークショップ(下記2分野から1分野を選択)
①入院(#ICU #がん #NST #リハ栄養 #給食管理) 現地のみ
「ICU入室から退院まで繋ぐ包括的栄養ケア~webアンケート活用症例検討会~」
日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院 林 衛 先生
愛知医科大学病院  原 なおり 先生
②外来・地域(#栄養指導 #嚥下障害 #在宅 #要介護) 現地のみ
「あなたはいま、患者さんの“生活”や“望み”をイメージできていますか?
~ワークを通して考える一歩先の提案~」
蒲郡市民病院 藤掛 満直 先生
医療法人かがやき総合在宅医療クリニック 西野 菜生 先生

【ベーシックトレーニング概要】

■「入院の栄養管理だけじゃない!地域を支える市民病院栄養科の新しい形」

管理栄養士が在宅訪問するとき、その役割をイメージできますか。今回させていただくお話は、在宅医療や介護ではなく“予防”を目的とした訪問に焦点をあてます。
さらに、急性期病院の管理栄養士が訪問を担うことで見えてくる、地域の栄養管理を支える新しい形を紹介していきます。

■「介護医療院から在宅へ ~慢性期医療を知る~管理栄養士も居宅へ訪問しています」

多くの管理栄養士は急性期病院に憧れます。実際に私も若い頃憧れて数年働きました。その後は慢性期病院に30年以上勤めています。慢性期病院の良いところは、日々の学びを病態から地域まで幅広く活かす事ができるところです。今回の研修会では、その慢性期病院のうちの介護医療院と訪問栄養を知り、管理栄養士としての視野を広げてみてはどうでしょうか。

【分野別ワークショップ概要】

■入院 「ICU入室から退院まで繋ぐ包括的栄養ケア~webアンケート活用症例検討会~」

本ワークショップでは、実際の症例を通じてICU入室から退院までの経過をグループディスカッション形式で検討していきます。webアンケートシステムを活用し、栄養ケアにとどまらない包括的な視点から、現場の課題について活発に意見交換できる環境を整えています。
各施設での取り組みや多職種連携の工夫、日頃感じている疑問や悩みを率直に共有することで、参加者同士が学び合える貴重な機会になります。
本ワークショップにぜひご参加いただき、明日からの実践に活かせる気づきと学びを一緒に見つけましょう

■外来・地域 「あなたはいま、患者さんの“生活”や“望み”をイメージできていますか?~ワークを通して考える一歩先の提案~」

皆さんは普段、患者さんがどんな生活をしているかイメージすることはありますか?
日々の栄養指導や栄養管理の中で、ふと「この人はどんな生活をしているのだろう」「この人は何を望んでいるのだろう」といった生活上の“ニーズ”を感じたことはきっとあるのではないでしょうか。
本ワークショップでは、外来栄養指導や在宅患者さんの症例をもとに、管理栄養士という専門職の視点に加え、一人の医療者として患者さんの“ニーズ”に応えるためにできることを考えていきます。
「こんな提案をしたら、もっとこの人が笑顔になれそう」
そんなアイデアを参加者同士で共有しながら、患者さんへの関わり方の幅を広げていきましょう。

※オンデマンド配信等はございませんので、予めご了承ください。