公的研究費の運営・管理に関わる者の責任体系を明確化し、公的研究費の適正な運営・管理のための体制を構築しています。
(1)ルールの明確化、統一化
(2)職務権限の明確化
競争的資金等の事務処理に関する職務分掌及び職務権限を定め、競争的資金等を執行する研究者に対して周知しています。
(3)関係者の意識向上
(4)告発等の取扱い、調査及び懲戒に関する規程の整備及び運用の透明化
最高管理責任者のもとに「不正防止計画推進委員会」を設置し、不正防止計画を策定・実施し、内部監査部門と連携して、公的研究費の適正な執行及び不正発生要因の把握に努めています。
競争的資金等の使用に関するルール等について、事務局総務課が窓口となり、機関内外からの相談を受け付けています。
内部監査室は、監事及び会計監査人と連携し、機関内の不正発生要因や監査の重点項目等について、それぞれの視点からの情報・意見を聴きながら、効率的・効果的かつ多角的な監査を実施しています。
内部監査室は、法人事務局企画調査課と連携し、定期的に競争的資金等に係る財務情報に対するチェックを行うとともに、研究機関の経理事務担当者への聞き取り調査や研究者に対する聞き取り調査も行い、公的研究費の運営・管理体制の不備がないか検証しています。