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名古屋学芸大学の紹介

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教員組織

教員の教育・研究活動報告

所属と職名 ヒューマンケア学部 子どもケア学科 准教授
ふりがな はやし のりこ
教員氏名 林 典子
英語表記 Noriko Hayashi
生年 1946年
学歴 静岡県立臨時教員養成所 養護教諭課程 卒業( 1967年)
愛知教育大学大学院修士課程 教育学研究科 養護教育専攻 修了( 2009年)
学位 修士(教育学)[愛知教育大学]
現在の研究分野
(最大5つまで)
教育学、公衆衛生学
現在の研究テーマ
  • 養護教諭の職務における自己評価に関する研究
  • 保健室登校児童生徒に関する研究
  • ライフスキル教育に関する研究

主な研究業績

【著書】
題名 単・共
の別
発行日 発行所名 概要
養護教諭実践事例集10 2007年12月1日 静岡県養護教諭研究会 監修(養護教諭の職務と評価、保健目標と学校保健安全計画、保健室経営に関すること、健康診断・健康相談、伝染病予防、保健学習・保健指導・総合的な学習の時間、健康相談活動、養護実習及び教育実習、複数配置、文書管理)
保健指導用提示ソフト「まかせて健康教育」生活習慣編 2008年 スズキ教育ソフト 監修 生活習慣編(生活習慣病ってどんな病気・生活リズムタンタンタン・3つそろってパ-フェクト・運動しようよ!君ならどうする・ぐっすり たっぷり 眠っている?)
保健指導用提示ソフト「まかせて健康教育」かせ・インフルエンザ編 2008年11月 スズキ教育ソフト 監修 かぜ・インフルエンザ編(かぜ・インフルエンザってどんな病気、かぜ・インフルエンザの予防、みんなでやろう手洗い・うがい、みんなでやろう!よりよい教室環境作り)
保健指導用提示ソフト「まかせて健康教育」歯と口の健康編 2009年4月 スズキ教育ソフト 監修 歯と口の健康編(歯と口の役割と病気・むし歯0大作戦・歯周病ってどんな病気?・みんなでブラッシング・むし歯になりにくい食事の取り方)
四訂養護概説 2009年4月10日 ぎょうせい 第2節 健康実態と課題(保健情報、健康実態の把握方法、保健調査、健康観察)
健康相談活動の理論と実際 2007年4月20日 ぎょうせい 第11章自己実現に果たす健康相談活動の役割 4ストレスマネ-ジメント 5ソ-シャルスキルトレ-ニング(p250~p254)ストレスマネ-ジメントでは、ストレスマネ-ジメントとは、心の健康教育、具体的な指導法(JKYB研究会の「ストレスの矢」)について、執筆した。ソ-シャルスキルトレ-ニングでは、ソ-シャルスキルトレ-ニングとは、ソ-シャルスキルの実態把握、集団でのトレ-ニング、個別のトレ-ニングについて執筆した。
保健室経営マニュアル 2008年4月10日 ぎょうせい 第5章 保健室経営の実際 4他職種との連携と組織活動(2)組織活動と保健室経営、(3)職員研修会の工夫と保健室経営と5健康の諸課題と保健室経営(9)虐待と保健室経営を担当執筆
健康教室「健康診断実践のガイド」 2009年2月25日 東山書房 健康診断の実施計画をつくる「健康診断の事後措置と結果の効果的な活用」(p34~37)
『心とからだの健康』連載「保健活動をcheckしよう」 2009年4月~2010年3月 健学社 1年間を通して保健活動の内容とcheckシ-トを執筆4月「PDCAによる保健活動」「学校保健計画」5月「健康観察」6月「保健便り」
『健康な子ども』連載「月々の保健室経営」 2002年4月~2003年3月 日本生活医学研究所 1年間を通して、月々の保健室経営のポイントと具体的な取り組みについて執筆。4月「年度の計は4月にあり」、5月「的確な健康観察」、6月「健康状態に即した保健指導」、7月「個別の保健指導」、8月「保健室や養護教諭の特性を生かした生徒指導」、9月「健康に関わる調査とその活用」、10月「定期的な啓発活動」、11月「学校保健委員会」、12月「児童生徒の委員会活動」、1月「情報収集とコンピュ-タ活用」、2月「保健室経営の評価」、3月「学校保健年間計画と保健室経営」(各号p42~p43)
治療「学校からみた学校医・学校歯科医・学校薬剤師」 2008年8月 南山堂 特集「学校偉業のコツ」学校医・学校歯科医・学校薬剤師の執務内容(法的な根拠)、学校医・学校歯科医・学校薬剤師の執務の現状(学校保健安全計画立案・健康診断・健康相談・伝染病や食中毒の予防対策・救急処置・就学時健康診断・環境衛生検査・学校保健委員会)、執務の課題と養護教諭からの願いについて執筆した。(p162~p165)
『小児臨床(別冊) 小児肥満の最前線』 2003年12月 日本小児医事出版社 担当部分 VII対応と実際 2小児肥満を扱う場面での(5)学校での対応(p241 ~p246)肥満傾向児童の実態、肥満児童生徒の発見をどのように行うか(定期健康診断・生活習慣病検診)、肥満児童生徒の発見の事例、肥満・傾向と判定された児童生徒への指導(検診時の指導・健康相談・食生活指導・運動指導・家庭・校医との連携)、今後の課題について執筆した。
青少年の育成をめぐる議論と青少年の育成に関する有識者懇談会報告書「青少年の育成を考える」 2004年3月 ぎょうせい 第2部 青少年の育成をめぐる議論「学童期の子どもの健康」(p260~p264)青少年の育成に関する有識者会議において、学校現場の養護教諭として「学童期の子どもの健康」について意見発表したものをまとめ、執筆した。具体的には、「中学生の現状と課題、特徴」から、思春期の悩み、中学生の悩み、中学生の行動、学校の対応と課題について、赤裸々に話したことをまとめ執筆した。
毎日の執務とその工夫 2005年8月 第一法規 第1章-18養護教諭の力量アップにつなげる現職研修のいろいろ(p20~p29)実践事例「養護教諭研究会における研修」について、静岡県養護教諭研究会が実施している研修をまとめて執筆した。養護教諭の資質向上を目的に、年度でテ-マを決め、夏季講習会と冬期研修会を開催していること、その内容について紹介し、研究会としての研修の在り方についてまとめた。
毎日の執務とその工夫 2006年3月 第一法規 第4章-7知っていますか 心の健康と生活習慣の関連(p22~p30)「望ましい生活習慣の育成と心の健康を関連させた取り組み」と題して、5つの視点をふまえたT中学校での実践をまとめた。(1)生活習慣における現状を把握させ、自分の問題として捉える。(2)ライフスキルを高めることにより、課題解決につなげる。(3)行動の改善につなげる指導方法を工夫する。(4)自己評価させ、実践の反省と改善ついて理論と実践をまとめた。理論については、編集委員が執筆し、実践については静岡県内の小中学校から事例を収集した。内容は、養護教内容を把握させる。(5)実践を家庭と共有するための連携をとる。
養護教諭実践事例集「養護活動実践マニュアル」 2009年11月 東山書房 監修 養護教諭の職務に諭の職務と評価、保健目標と学校保健計画、情報の把握に関すること、健康診断・健康相談、感染症予防、健康教育、健康相談活動、特別支援教育、学校安全、学校環境衛生、組織活動、養護実習及び教育実習、複数配置、文書管理である。企画、内容の整合性、執筆内容の点検等を行い監修した。(p1~p256)
【学術論文】
題名 単・共
の別
発行又は発表日 発行雑誌又は発
行学会等の名称
備考
保健主事として学校保健活動を推進して 1998年8月20日 日本学校保健学会『学校保健研究』第40巻第3号  
意志決定スキルの形成プログラムによる「歯と口の健康」に関する取り組み 2006年12月6日 JKYBライフスキル研究会  
養護教諭の自己評価に関するチェックリストの作成とその実用性 2009年3月 愛知教育大学養護教育講座  
ハイリスクの子どもに対するライフスキル教育 2009年4月20日 日本学校保健学会『学校保健研究』第51巻第1号  
【学会発表等】
題名 単・共
の別
発行又は発表日 発行学会等の
名称
備考
科学的な根拠に基づく養護実践とは何か「あなたの実践を養護学につなげるために」 2005年10月8日~9日 日本養護教諭教育学会 第13回学術集会  
保健室登校生徒への対応 2006年2月18日 日本健康相談活動学会 第2回学術集会  
学校保健をめぐる人・物・金・組織・制度「学校保健委員会の課題と展望」 2006年11月10日~12日 日本学校保健学会第53回学術集会  
課題別研究「事例から学ぶ健康相談活動のプロセス」 02008年3月1日~2日 日本健康相談活動学会 第4回学術集会  
青少年の危険防止とライフスキル教育「ハイリスクの子どもに対すライフスキル教育」 2008年11月14日~16日 日本学校保健学会第55回学術集会  
【作成した教科書】
教科書名(対象講義名) 単・共
の別
年月 備考
養護概説四訂版(養護概説) 2009年3月12日  
健康相談活動の理論と実際(健康相談活動) 2007年4月20日  
保健室経営マニュアル(養護活動) 2008年4月10日  

主な職務上の業績

【資格・免許】
資格・免許の名称 取得年月 発行者・登録番号 備考
養護教諭2種免許状 1967年3月18日 静岡県教育委員会・第37号  
養護教諭1種免許状 1982年9月15日 静岡県教育委員会・第1号  
養護教諭専修免許状 2002年12月15日 静岡県教育委員会・第14号  
【社会的活動等】
活動事項 年月 活動機関 備考
静岡県学校保健会養護教諭部会会長 「至平成7年3月」 1992年4月~1995年3月 静岡県学校保健会  
全国養護教諭連絡協議会会長 「至平成13年3月」 1999年4月~2001年3月 全国養護教諭連絡協議会  
日本体育・学校健康センタ-審議会委員 「至平成13年2月」 1999年6月~2001年6月 日本体育・学校健康センタ-  
日本学校保健会理事 「至平成13年5月」 1999年6月~2001年5月 日本学校保健会  
文部省保健体育審議会委員 「至13年1月」 2000年7月~2001年1月 文部省  
文部科学省今後の学校における結核対策協力者会議委員「至15年3月」 2003年4月~2003年3月 文部省  
第4回日本健康相談活動学会実行委員 2007年4月~2008年3月 日本健康相談活動学会  
第55回日本学校保健学会実行委員 2007年4月~2008年11月 日本学校保健学会  
スク-ルヘルスリ-ダ-派遣事業スク-ルリ-ダ- 2008年4月~現在 静岡県教育委員会  
子どもの健康を守る地域専門家総合連携事業連絡協議会委員 2008年7月~現在 静岡県教育委員会  

所属学会

【所属学会名称】
日本学校保健学会、東海学校保健学会、日本養護教諭教育学会、日本健康相談活動学会
【所属学会役員歴等】
学会及び役員名 年月期間(年月) 備考
東海学校保健学会評議委員 1996年4月~現在  

主な職歴

事項 期間(年月) 備考
静岡県公立小中学校養護教諭 1967年4月~2007年3月  
名古屋学芸大学 ヒュ-マンケア学部 非常勤講師 2007年4月~2009年3月  
名古屋学芸大学 ヒュ-マンケア学部 准教授 2009年4月~現在に至る  

受賞学術賞

受賞事項 年月 備考
文部科学大臣表彰 2003年11月9日 学校保健功労者として静岡県学校保健会より受賞
日本医師会長表彰 2002年11月9日 学校保健功労者として日本医師会長より受賞
静岡県学校保健会表彰 1997年10月24日 学校保健功労者として静岡県学校保健会より受賞

主な担当科目と授業の改善と工夫

【担当科目名(対象学部・学科)】
健康相談活動演習(ヒューマンケア学部子どもケア学科)
養護実践演習(ヒューマンケア学部子どもケア学科)
養護実習指導(ヒューマンケア学部子どもケア学科)
【授業の改善と工夫】
健康相談活動の演習:保健室に来室する子どもへの初期対応、継続対応における演習をグル-プ発表やロ-ルプレイを行っている。また、養護教諭が対応する事例(不登校・保健室登校・いじめ・友達間のトラブル・虐待・性の逸脱行動等)を踏まえて、対応の留意点等について自分の養護教諭としての経験を話している。養護実践演習:今までの授業で学んだことを統合させ、より学校現場に近づいた演習になるよう工夫している。具体的には、グル-プ毎にテ-マを与え、今までの学んだことや子どもの実態を事前に調査させ、授業で発表させている。養護実習指導:保健指導案の作成と模擬授業を実施し、模擬授業の一部を子どもケアセンターの事業で発表している。また、グループディスカッションや発表の場を多くするなど、実習の成果を高める工夫をしている。

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