HOME

名古屋学芸大学の紹介

名古屋学芸大学の紹介

名古屋学芸大学 中期計画

“NUAS Next”(Vision for the Future)(2016-2022) 名古屋学芸大学 中期計画

名古屋学芸大学は、創立20周年にあたる2022年に向けて、以下に示す中期計画“NUAS Next”を策定する。

【目標】

①本学の建学の精神「人間教育と実学」を出発点として「知と美と健康の創造」を目指し、高い職業能力を持つ人材を育成する。
②グローバルな視野で未来社会の発展を担い、人々が幸福に生きる社会の実現に貢献できる人材を育成する。
③少子高齢化社会を迎え、社会の変化にも柔軟かつ十分に対応できる教育体制を構築し、未来志向型の高等教育拠点を築く。

【中期計画の期間】
2016年度~2022年度の7年間

【策定の基盤】
策定に先立ち、先ず全教職員を対象に「名古屋学芸大学 将来の夢~将来予測~」の提出を求め、その内容を基に、上記の目標を設定し、長期的なヴィジョンを見据えた上で、7年間の中期的な期間で実現すべきものを中心に取捨選択し、以下のように3つの将来ヴィジョンにまとめた。

3つの将来ヴィジョン
Ⅰ. 専門的職業人養成型大学としての機能強化及びガバナンスの確立
Ⅱ. 地域創生、生涯学習などの多岐にわたる課題解決に資する中核的存在
Ⅲ.教育の質を保証するための大学改革

Ⅰ. 専門的職業人養成型大学としての機能強化及びガバナンスの確立
  1. 専門分野の高い知識・職業能力を活かし、その分野において実践的リーダーシップを発揮できる人材育成
  2. 多様な文化や価値観を理解し、多文化が共生する世界で活躍できるグローバル人材の育成
  3. 国家資格等と連動した社会的要請の高い人材育成のための学部学科増設及び適切な入学定員の管理・設定
  4. 名古屋医療センター敷地内での看護学部設置(2018年度開設予定)、教育・研究における名古屋医療センターとの連携強化
  5. 高度専門職業人養成を主眼とした大学院教育課程の改編・充実と社会人大学院生を支援する体制の整備
  6. 学生の満足度向上及び学生生活支援のためのキャンパスライフの充実化、学生の自主性・積極性を涵養する企画の創出
  7. IR(Institutional Research)の充実とディプロマポリシーの実現に向けたPDCAサイクルによる自己点検・評価機能の高度化
  8. 学長のリーダーシップとガバナンスの強化、副学長・学長補佐体制の一層の充実<
  9. 法令・規範の遵守、人権の尊重及び公正研究のためのコンプライアンス遵守、リスク・マネジメントの徹底
  10. インターネットの活用による教育・研究成果の発信力強化、キャンパス内ICT環境のさらなる充実
  11. 教員の教育力の向上と研究環境の整備、自己研修を支えるFD(ファカルティ・ディベロップメント)活動の活性化、授業評価を踏まえた自己評価活動の推進
  12. 財政基盤強化のための予算計画編成、教育研究施設・設備の有効活用及び充実、外部資金・受託事業等の獲得
  13. 広報力の多角化、本学のプレゼンス向上と大学ブランドの確立
  14. 事務系職員の意識向上のためのSD(スタッフ・ディベロップメント)とコンプライアンスの徹底
  15. 教職員における女性比率の向上及び女性幹部職員、女性管理職教員の積極登用
  16. 学生及び教職員のヘルス・プロモーションとストレス・マネジメントの推進
Ⅱ. 地域創生、生涯学習などの多岐にわたる課題解決に資する中核的存在
  1. 地(知)の拠点としての大学、大学院等の機能強化
  2. サービスラーニングの観点を踏まえたボランティア活動の支援、教育課程への編成
  3. アラムナイ事業の展開とステークホルダー等との連携強化による地域貢献、同窓会・後援会との連携強化
  4. 公開講座等の実施による地域貢献、市民に開かれた新たな聴講生制度導入等の検討
  5. 高等教育機関のグローバル化、ユニバーサル化をめぐる認識と地域密着型のローカル的視点との融合
  6. 関係自治体、地域の企業、地域活性化を目的に活動するNPOや民間団体等と協働、連携
  7. 知的社会の進展、イノベーションシステム構築に向けた産官学連携の一層の充実と高度化
  8. 地域のニーズに応える人材育成・研究・活動の推進、日進市・長久手市等との連携体制の強化
  9. 分野毎の優れた教育研究拠点や地域ネットワーク形成の推進
  10. 地域ブランド、コミュニティデザイン等の探求による地域創成意識の活性化
  11. 地域の雇用創出促進と卒業生の地元定着率の向上
  12. 地域に誇りを持つ大学教育の推進と地域産業を担う人材養成
  13. 地域創生、生涯学習等の拠点となる学内組織の整備と充実
  14. 一人一人の能力を伸ばすための、高大連携への積極的な取組と促進
Ⅲ. 教育の質を保証するための大学改革
  1. 学士力の強化に向けた学生の能動的な活動、主体的な学びを引き出すアクティブラーニングの活用推進
  2. 専攻する学問分野における基本的な知識と、高度で実践的な専門的知識・技術の習得を目指すカリキュラムポリシーの高度化
  3. 現状の管理栄養、メディア造形、ヒューマンケアに、医療看護も加えた各領域に関わる教育の高度化と実践的研究の推進
  4. 留学を含めた国際的な交流・活動の支援強化と国際的な教育連携活動の高度化及び国際的通用性のある教育・研究の実現
  5. 職業人として必要なコミュニケーション・スキル、外国語運用能力、情報リテラシー、論理的思考力、問題解決力等の涵養
  6. 常識ある職業人育成のための教養教育の充実と学術性の追究、幅広い学びの保証
  7. 中央図書館及び種々の学術情報基盤、附属の研究所等の機能強化と有効活用
  8. キャリア意識の啓発とキャリア教育の充実及びキャリア支援の強化
  9. 名古屋外国語大学との単位互換、外国語教育を含めた共通教育課程の設定など、協働化、共通化のための体制づくり
  10. バランスのとれた効率的かつ実践的なカリキュラムの充実及び順次性のある体系的な教育課程編成
  11. 学習到達度の的確な把握・測定や卒業認定の組織体制の整備、客観性を担保した学位授与の方針策定
  12. 知識・理解、汎用的技能、態度・志向性、統合的な学習経験と創造的思考力等の養成
  13. 学生の学習時間等の実態把握、授業計画の明確化、必要な授業時間の確保への具体化
  14. エンロールメント・マネジメントの視点に立った学生支援体制の確立
  15. 将来性ある学生を獲得するための入試制度改革とアドミッションポリシーの充実による入学者選抜の再設計
  16. 高大接続の実現に向けた初年次教育の導入、補習・補完教育の充実
  17. 大学院の教育研究の質的向上、高度化、実質化のための充実、高度専門職業人養成を主眼とした大学院教育課程の改編

このページのトップへ戻る