所属と職名 | ヒューマンケア学部 子どもケア学科 幼児保育専攻 教授 |
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ふりがな | おおしま みつよ |
教員氏名 | 大島 光代 |
英語表記 | Mitsuyo Ohshima |
生年 | 1958年 |
学歴 | 大谷女子大学 文学部 幼児教育学科 卒業(1981年) |
愛知教育大学大学院 教育学研究科 障害児教育専攻 博士前期課程修了(2008年) 愛知教育大学・静岡大学共同大学院 教育学研究科 教科開発学専攻 博士課程終了(2020年) |
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学位 | 文学士[大谷女子大学](1981年) |
修士(教育学)[愛知教育大学](2008年) | |
博士(教育学)[愛知教育大学・静岡大学](2020年) | |
現在の研究分野 (最大5つまで) |
特別支援教育、教育方法、子ども学(教育的環境)、教育工学(教授学習支援システム) |
現在の研究テーマ |
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【著書】 | ||||
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題名 | 単・共 の別 |
発行日 | 発行所名 | 備考 |
「理科授業のヒント」 | 共 | 1984年10月 | 大阪府科学教育センター | |
聴覚障害 第67巻 「小学部1年生における実践~伝え合うことばを大切にして~」 |
共 | 2012年4月 | 聾教育研究会 | |
「確かな力をつける教科指導を目指して~聴覚障害児の生きる力の育成のために~」 | 共 | 2013年3月 | 聾教育研究会 筑波大学付属聴覚特別支援学校 小学部 |
【学術論文】 | ||||
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題名 | 単・共 の別 |
発行又は発表日 | 発行雑誌又は発 行学会等の名称 |
備考 |
「聴覚障害幼児の言語発達支援に対する視覚教材適用の試み」 | 共 | 2007年2月 | 愛知教育大学教育実践総合センター紀要、第8号、231-236 (愛知教育大学教育実践総合センター) |
査読無 |
「聾学校幼稚部における保護者支援の事例的考察」 | 共 | 2006年3月 | 障害者教育・福祉学研究、第2巻、43-54. (愛知教育大学障害児教育講座) |
査読無 |
「聴覚障害幼児の音韻意識の指導プログラムの試作とその発達評価に関する研究」 | 共 | 2007年2月 | 障害者教育・福祉学研究、第3巻、57-64. (愛知教育大学障害児教育講座) |
査読無 |
「聴覚障害幼児用構文指導プログラムの考案と試行」 | 共 | 2010年2月 | 障害者教育・福祉学 研究、第6巻、69-76. (愛知教育大学障害児教育講座) |
査読無 |
「幼児の構文指導プログラムの開発とその試行」 | 共 | 2012年2月 | 障害児教育・福祉学研究、第8巻、53-57 (愛知教育大学障害児教育講座) |
査読無 |
「聴覚障害と発達障害を合わせ有する幼児・児童への音韻意識の獲得を目指した支援からの考察」 | 単 | 2013年3月 | 保育士養成研究、第30号、21-30 | 査読有 |
「幼児の言語獲得とことばに遅れをかかえる幼児の保護者支援」 | 単 | 2013年3月 | 中京学院大学 中京短期大学部紀要、第43、巻1号、1-12 | 査読有 |
「聴覚障害児の音韻獲得と構文力に関する一考察」 | 共 | 2013年6月 | 教科開発学論集、第1巻、19-31(愛知教育大学静岡大学共同大学院後期博士課程) | 査読有 |
「インクルーシブ教育システム構築に向けての教員養成のあり方に関する一考察」 | 共 | 2014年2月 | 障害児教育・福祉学研究第10巻 63‐74 (愛知教育大学障害児教育講座) |
査読無 |
「音韻意識の獲得をめざした発達障害児の言語・コミュニケーションプログラムの試作に関する一考察」 | 共 | 2014年2月 | 障害児教育・福祉学研究第10巻 75-84 (愛知教育大学障害児教育講座) |
査読無 |
「気分・心情のオノマトペ絵本の読み聞かせに関する実践と一考察」 | 単 | 3014年3月 | 中京学院大学 中京短期大学部紀要 第44巻1号1-11 | 査読有 |
「発達障害児の言語・コミュニケーション指導の研究動向に関する一考察」 | 共 | 2014年3月 | 教科開発学論集、第2巻(愛知教育大学静岡大学共同大学院後期博士課程)211-219 | 査読有 |
「聴覚障害児教育幼児向けカリキュラムと保育園カリキュラムにおける領域「言葉」のねらいに関する一考察-小学校国語科の「読み」につなげる保育実践-」 | 単 | 2015年3月 | 名古屋女子大学紀要 第61号 人文・社会編 175-188 | 査読有 |
「自閉症スペクトラム児の読み・書きの研究動向に関する一考察」 | 共 | 2015年3月 | 障害児教育・福祉学研究第11巻 45‐56 (愛知教育大学障害児教育講座) |
査読無 |
「学生の予習・復習等の勉強時間に関する一考察」 | 単 | 2015年5月 | 総合科学研究 第9号 1-5(名古屋女子大学 総合科学研究所) |
査読無 |
【学会発表等】 | ||||
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題名 | 単・共 の別 |
発行又は発表日 | 発行学会等の 名称 |
備考 |
自主シンポジウム「愛知における特別支援教育の展開と課題」 | 単 | 2011年9月 | 第20回日本LD学会 216-217 |
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報告発表「聾教育のスキルを活かした発達障害児への支援」 | 単 | 2012年9月 | 全国保育士養成協議会第51回研究大会 144-145 |
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報告発表「聴覚障害児コミュニケーション指導法を活かした広汎性発達障害幼児の支援」 | 共 | 2013年8月 | ろう教育科学会第55回大会 11-12 |
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報告発表「保育者の資質を学ぶ保育実践演習の実践と考察―モチベーションの低い学生の意欲を喚起する取組―」 | 単 | 2013年9月 | 全国保育士養成協議会第52回研究大会 82-83 |
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自主シンポジウム「聴覚障害児教育の指導スキルを活かした発達障害児への指導・支援―生活場面での他者理解力の獲得と、教科指導(国語等)の文章理解に関わる読みと意思表出(書き)を育てる指導スキル―」 | 単 | 2013年10月 | 日本LD学会第22回大会 自主シンポジウム 250-251 |
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報告発表「発達障害児・グレーゾーンの子どもと共に育つ保育のあり方―ことばと気持ちを育てる保育―」 | 単 | 2014年5月 | 日本保育学会 第67回大会 208 |
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報告発表“A Study on the Educational Cooperation Using Model Airplane Manufacture ―The Program which Cancels the First Grader Problem in an Elementary School- ” |
共 | 2014年8月 | 1st Asian Conference on Electrical Installation & Applied Technology 3rd Japan-Thailand Friendship International Workshop on Science, Technology 109-112 |
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「聾教育のスキルを生かした発達障害幼児への支援― 生きたことばを育む保育への提言 ―」(ポスター発表) | 単 | 2014年9月 | 全国保育士養成協議会第53回研究大会 | |
自主シンポジウム「聴覚障害児教育の指導スキルを活かした発達障害児への指導・支援(2)―生活言語から学習言語へ―」 | 単 | 2014年11月 | 日本LD学会第22回大会 自主シンポジウム 271 |
【大学教育の改善に関する活動】 | |||
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活動事項 | 単・共 の別 |
年月 | 備考 |
発達障害を有する学生が分かる講義の研究 | 単 | 2012年~ 2014年 |
発達障害をもつ学生(診断は受けていない)が分かる講義方法について研究、実践を行う。 |
「障がい児保育」の授業におけるアクティブラーニングに関する研究 | 単 | 2014年~2015年 | おもちゃメソッドを用いた指導・支援計画の研究、実践を行う。 |
【作成した教科書】 | |||
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教科書名(対象講義名) | 単・共 の別 |
年月 | 備考 |
聴覚障害児(小学生)向け自立活動 音韻意識の獲得を目指す学習プログラム 「ことはちゃんのことばの学習ゲーム」 (2004年度科研費) |
単 | 2004年11月 | 聴覚障害児向けのことばの学習プログラム(科学研究補助金により開発した言語獲得用の教材。平成23年度まで愛知県総合教育センターのホームページの特別支援教育教材「コトノハ塾」の中にアップされていた) |
聴覚障害児(幼児)向け言語指導 構文指導DVD(教科書) 「動物バージョン」「生活バージョン」 (2004年度科研費) |
単 | 2004年11月 | 聴覚障害児向けの構文を指導するためのDVD教材(科学研究補助金により開発した言語獲得用の教材。) 動物を用いて、簡単な文を指導するものと、生活の中で「歯をみがく」「ごはんを食べる」などの文を指導する。 |
聴覚障害児(幼児)向け言語指導 パワーポイント絵本(言葉領域教科書) 「こんぽこやまのさくらのき」 |
単 | 2009年4月 | 聴覚障害児向けのパワーポイント絵本を作製し、四季のことばや、桜の木の1年の変化に注目しながら、様々な動詞を獲得するための指導の教材として活用した。 |
聴覚障害児(小学生)向け自立活動 構文意識の獲得を目指す学習プログラム「げんご君の構文学習プログラム」 (2008年度科研費) |
単 | 2009年5月 | 聴覚障害児向けの構文学習プログラム(科学研究補助金により開発した言語獲得用の教材)で、手話と書記日本語を結びつけながら、構文をロボットの体でイメージする。顔が主語、首が助詞、体が述語、手の上の荷物が補語。 |
聴覚障害児(幼児)向け言語指導 パワーポイント絵本(学習発表会用教科書) 「にんじゃでござる」 |
単 | 2009年9月 | 聴覚障害児(幼児)向けの創作劇「にんじゃでござる」のお話を理解し、忍者についての興味・関心を引き出すための教材として活用した。 |
「発達相談」授業資料 | 単 | 2012年4月 | 出生から6歳児までの、乳幼児と幼児の心身の発達段階と、健診制度、保護者支援等についてサブノート形式でまとめた。 |
「教育相談」授業資料 | 単 | 2012年4月 | 学校教育における様々な課題と密接にかかわりのある児童・生徒の心の問題や、カウンセリングの仕方や具体的な支援方法についてサブノート形式でまとめた。 |
「障害児保育」授業資料 | 単 | 2012年9月 | 障害の種類と主な症状、原因、保育現場で行える支援や指導方法などをサブノート形式でまとめた。 |
「教職実践演習」授業資料 | 単 | 2012年9月 | 保育者として必要な様々な知識と、現場で求められる保育者の資質や力量、事例検討などをサブノート形式でまとめた。 |
「保育方法論」授業資料 | 単 | 2013年4月 | 市販のテキストを用いながら、別のテキストや資料を加えた形で学習用のテキストをサブノート形式で作成した。 |
「国語」授業資料 | 単 | 2013年4月 | 幼児教育の現場で取り扱う「言語」の領域と就学後1・2年生で学ぶ「国語」科としての学習内容の関連や渡りを意識した言語力育成の手立てについて、学習指導要領や、関連した著書、資料などを活用してテキストを作成。 |
「保育者論」授業資料 | 単 | 2013年9月 | 幼児教育の保育者としての知識(法律・福祉・子どもの発達・社会情勢・保育現場等)を幅広く扱いながら、保育者の資質として重要な事がらの理解を図った。サブノート形式。 |
「障害児保育」授業資料 | 単 | 2013年9月 | 平成24年度に作成した教材(サブノート形式)をバージョンアップした。 |
「障がい児保育1」授業資料 | 単 | 2014年4月 | パワーポイントの資料を作成。記入できるサブノート形式の教材。 |
「障がい児保育2」授業資料 | 単 | 2014年9月 | パワーポイントの資料を作成。記入できるサブノート形式の教材。 |
「教職実践演習」授業資料 | 単 | 2014年9月 | 特に保護者支援に重点を置きつつ、事例を検討しながら記入できる教材を作成した。 |
【資格・免許】 | |||
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資格・免許の名称 | 取得年月 | 発行者・登録番号 | 備考 |
保育士資格 | 1981年3月 | 厚生省 55第6194号 |
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幼稚園教諭免許(普通1種) | 1981年3月 | 大阪府教育委員会 昭55幼1普第226号 |
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小学校教諭免許(普通1種) | 1981年3月 | 大阪府教育委員会 昭55小1普第240号 |
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小学校教諭免許(専修) | 2005年12月 | 愛知県教育委員会 平17小専第0025号 |
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聾学校教諭免許(1種) | 2005年12月 | 愛知県教育委員会 平17聾1第0003号 |
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特別支援教育士 | 2007年3月 | 日本LD学会 第08-382号 |
【社会的活動等】 | |||
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活動事項 | 年月 | 活動機関 | 備考 |
愛知県教育委員会主催 自立活動研修会 講師 |
2005年8月 | 愛知県総合教育センター | |
聴覚障害教員担当教員講習会 公開授業と講習 |
2011年11月 | 筑波大学附属聴覚特別支援学校聴覚障害児教育担当教員講習会 | |
アンファッションカレッジ 講演会 講師 |
2012年7月 | 多治見市産業文化センター | |
中京学院大学 中京短期大学部 保育科主催保育研究会 講師 |
2012年8月 | 中京学院大学 中京短期大学部 |
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中京学院大学 中京短期大学部 平成24年度 公開講座 講師 |
2012年10月 | 瑞浪市総合文化センター | |
三重県多気郡大台町 保育士協議会 研修会 講師 |
2013年7月 | 三重県多気郡大台町立 三瀬谷保育園 |
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平成25年度 教員免許状更新講習会 講師 |
2013年8月 | 中京学院大学 中京短期大学部 |
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中京学院大学 中京短期大学部 平成25年度 公開講座 講師 |
2013年11月 | 中京学院大学 中京短期大学部 |
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平成25年度 愛知幼児教育研究会 講師 |
2014年1月 | 名古屋市市政資料館 | |
平成26年度 瑞穂児童館講座 講師 |
2014年8月 | 瑞穂児童館 | |
平成26年度 恵那市生涯学習講座 講師 |
2014年8月 | 恵那市文化センター | |
「小1プロブレム解消」プログラム 幼児用プログラムの実施 講師 |
2014年11月 | 三重県多気郡大台町立 三瀬谷保育園 |
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「小1プロブレム解消」プログラム 児童用プログラムの実施 講師 |
2014年11月 | 三重県多気郡大台町立 三瀬谷小学校 |
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自己肯定感向上を目指した「動く木のおもちゃ」作りの実践 講師 | 2014年12月 | 岐阜県 麦の穂学園(児童養護施設) | |
「小1プロブレム解消」プログラム 幼児用プログラムの実施 講師 |
2015年1月 | 三重県多気郡大台町立 三瀬谷保育園 |
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「小1プロブレム解消」プログラム 児童用プログラムの実施 講師 |
2015年1月 | 三重県多気郡大台町立 三瀬谷小学校 |
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「小1プロブレム解消」プログラム 幼児用プログラムの実施 講師 |
2015年1月 | 愛知県稲沢市 千代田保育園 |
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「小1プロブレム解消」プログラム 児童・幼児用プログラムの実施 講師 |
2015年2月 | 三重県多気郡大台町立 三瀬谷小学校 |
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恵那市教育委員会 幼児教育課 保育参観研究会 指導者 |
2015年4月~ | 恵那市立こども園 | |
三重県多気郡大台町 教育委員会 おもちゃプロジェクト(異なる専門の大学教員で組織)の教育への参画 |
2015年4月~ | 大台町立三瀬谷保育園・三瀬谷小学校 |
【所属学会名称】 | |
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学会名称 | 日本保育学会、特殊教育学会、日本LD学会 |
事項 | 期間(年月) | 備考 |
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大阪府富田林市立高辺台小学校 教諭 | 1981年4月~1985年3月 | |
愛知県立一宮養護学校 幼小学部 教諭 | 1988年4月~1994年3月 | |
愛知県立一宮聾学校 小学部・幼稚部 教諭 (2004年4月より教務主任) |
1994年4月~2011年3月 | |
筑波大学付属聴覚特別支援学校 小学部 教諭 |
2011年4月~2012年3月 | |
中京学院大学 中京短期大学部 保育科 准教授 | 2012年4月~2014年3月 | |
名古屋女子大学 短期大学部 保育学科 准教授 | 2014年4月~2015年3月 | |
名古屋学芸大学 ヒューマンケア学部 准教授 | 2015年4月~2022年3月 | |
名古屋学芸大学 ヒューマンケア学部 教授 兼 大学院子どもケア研究科 教授 |
2022年4月~現在に至る |
受賞事項 | 年月期間(年月) | 備考 |
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公益信託愛知県特殊教育推進連盟教育振興基金研究助成論文の採択 賞金 | 2002年11月 |
名称 | 題名 | 年月 | 機関名 | 備考 |
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科学研究費 | 「パソコンを用いた障害児(聴覚・軽度発達障害)の音韻獲得を支援する視覚教材の開発」 | 2004年4月 | 日本学術振興会 | |
科学研究費 | 「読み書きに困難性を持つ子どもの言語獲得を支援する視覚教材の開発とその効果の検証に関する研究」 | 2008年4月 | 日本学術振興会 |
【担当科目名(対象学部・学科)】 |
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障がい児の理解と支援、保育実習指導Ⅰ、保育実習指導Ⅲ、保育・教職実践演習、ゼミナール |
【授業の改善と工夫】 |
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「障がい児の理解と支援」では、主な障害に関する知識の理解に加え、障がい児保育の現場で実際にあった事例や保育の工夫、保護者支援等を自分自身の経験をふまえながら提示し、考察できるように工夫している。 |