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名古屋学芸大学の紹介

名古屋学芸大学の紹介

教員組織

教員の教育・研究活動報告

所属と職名 管理栄養学部・管理栄養学科 教授
ふりがな あだち なみこ
教員氏名 安達 内美子
英語表記 Namiko Adachi
生年 1972年
学歴 徳島大学 医学部 栄養学科 卒業(1995 年)

女子栄養大学大学院 栄養学研究科 栄養学専攻 修士課程修了(2004年)

名古屋学芸大学大学院 栄養科学研究科 栄養科学専攻 博士後期課程修了( 2011年)
学位 学士(栄養学)[徳島大学](1995年)
修士(栄養学)[女子栄養大学](2004年)
博士(栄養科学)[名古屋学芸大学](2011年)
現在の研究分野

食生活学、応用健康科学、疫学・予防医学、衛生学・公衆衛生学

現在の研究テーマ
  • 地域における「食」を通じた居場所づくりに関する食生態学的研究
  • 一食の適量把握に関する研究
  • 共食に関する食生態学的研究
  • 地域の持続可能性と人々の健康な食事に関する研究

主な研究業績

【著書】
題名 単・共
の別
発行日 発行所名 備考
これからの栄養教育論
-研究・理論・実践の環-
2015年4月 第一出版 翻訳
管理栄養士のための経営管理-アメリカにおける考え方と実践に学ぶ- 2015年12月 東京教学社 翻訳
改訂マスター栄養教育論実習

2021年4月

建帛社  
公衆栄養学概論第2版

2020年3月

講談社  
四訂マスター栄養教育論

2024年4月

建帛社 編著
豆類の百科事典

2024年5月

朝倉書店  
【学術論文】
題名 単・共
の別
発行又は発表日 発行雑誌又は発
行学会等の名称
備考
高齢者のモーニングサービス利用行動の変化とその要因-名古屋市高齢者福祉施設入所者の事例- 2010年10月 生活学論叢 査読有
モーニングサービスとして提供されるメニューの現状と課題-名古屋圏都市部生活者がアクセスしたメニュー分析- 2010年12月 名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 査読有
中高年勤労者の朝食行動と食生活並びに生活の関連 2012年09月 名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 査読有
中高年勤労者のための特定保健指導における食生活指針に関する行動変容段階の利用可能性 2012年09月 名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 査読有
教職課程履修女子学生について「3・1・2弁当箱法」を用いた食育プログラムの検討 2014年2月 名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 査読有
“食事の楽しさ”の要因の構造について朝食・夕食・給食の特徴-愛知県N中学校の事例- 2015年3月 名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 査読有
小学生における家庭での“食事の楽しさ”とその要因-愛知県N学区小学校5年生の事例- 2016年12月 名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 査読有
勤労者におけるモーニングサービス利用行動と期待 愛知県K市役所職員における検討 2017年7月 東海公衆衛生雑誌 査読有
小学校5年生時と中学校2年生時における家庭での“食事の楽しさ”と関連要因-愛知県N中学校区での反復調査- 2017年12月 名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 査読有
特定保健指導の初回面接プログラムの作成と形成的評価 2017年12月 名古屋栄養科学雑誌 査読有
若年女性におけるやせ願望及びダイエット行動とライフスキルの関連 2017年12月 名古屋栄養科学雑誌 査読有
簡単に作れるカラフル朝食を家族で楽しむことを目指した幼児と母親のための朝食共食プログラムの検討 2018年12月 名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 査読有
看護学生とともに創る食生活改善プログラムの効果 2019年12月 愛知医科大学看護学部紀要 査読有
Dietary Transition and Food and Nutrition Policies in Japan. 2019年12月 名古屋栄養科学雑誌 総説
”持続可能で健康な食事”からみた世界の食事法 2020年12月 名古屋栄養科学雑誌 総説
2年制栄養士専門学校における「高校新卒」と「それ以外」の社会人基礎力-N専門学校の事例ー 2020年12月 名古屋栄養科学雑誌 査読有
持続可能な「栄養・食教材開発の PDCA モデル」の提案: 食生態学を視座とする教材開発プロセスでの検証 2020年12月 名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 総説
アタッチメント形成に着目した食育プログラムの検討 ―家族と一緒に「おいしいね」の絵本づくり― 2020年12月 名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 報告
「食べる力」における非認知能力 2022年12月 名古屋栄養科学雑誌 総説
看護学生における食生態学的アセスメントの現状 2022年12月 名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 総説
COVID-19対策下における 給食の時間を楽しむ児童とエゴ・レジリエンス -愛知県A 小学校の事例- 2023年12月 名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 査読有
【学会発表等】
題名 単・共
の別
発行又は発表日 発行学会等の
名称
備考
小学生のための食教育プログラムにおける食生態アセスメントの枠組み開発-トンガ王国首都の事例- 2008年3月 日本国際保健医療学会第26回西日本地方会  
Development of the Framework for the Relationship of Dietary Behavior and Food Environment: A Case Study of Schoolchild in Capital Area, Kingdom of Tonga. 2008年9月 15th  International Congress of Dietetics 2008 (ポスター発表)
高齢者のモーニングサービス利用行動の変化とその要因-名古屋市高齢者福祉施設入所者の事例- 2010年5月 日本生活学会 第37回研究発表大会  
名古屋圏におけるモーニングサービスに対する人々の期待と利用行動-中高年勤労者の事例- 2012年6月 日本生活学会 第39回研究発表大会  
国際栄養スケールアップのために何をすべきか? 2012年9月 第59回日本栄養改善学会学術総会 シンポジスト
名古屋圏中高年勤労者にとってモーニングサービスは朝食の場として貢献できるか 2012年9月 第59回日本栄養改善学会学術総会  
やせ型若年女性の耐糖能異常に対する「3・1・2弁当箱法」を軸にした食生活介入の効果(第2報) 2013年9月 第60回日本栄養改善学会学術総会  
中学生にとって“食事が楽しい”とは 2013年11月 第60回日本学校保健学会  
教職課程履修女子大生のための「3・1・2弁当箱法」を用いた食育プログラムの評価 2014年8月 第61回日本栄養改善学会学術総会  
Effects of intervention based on The 3-1-2 Meal Box Magic for young female who had IGT. 2015年5月 12th Asian Congress of Nutrition ポスター発表
女子大生におけるやせ願望とダイエット行動の関連 2015年6月 第4回日本栄養改善学会東海支部会学術総会  
正しい食の実践-「3・1・2弁当箱法」による「健康な食事」の実現 2016年2月 第17回日本健康支援学会年次学術大会 教育講演
特定保健指導の初回面接時に有効なアセスメント票の検討 2016年6月 第5回日本栄養改善学会東海支部会学術総会  
若年女性におけるダイエット行動とライフスキルの関連 2016年11月

日本学校保健学会

第63回学術大会
 
小学5年生と中学校2年生における家庭での“食事の楽しさ”とその要因-愛知県N中学校区での縦断的研究- 2016年11月

日本学校保健学会

第63回学術大会
 
特定保健指導の初回面接プログラムの作成と形成的評価 2017年6月

第6回日本栄養改善学会

東海支部会学術総会
 
若年成人女性の「3・1・2弁当箱法」実践における体調および身体組成への効果 2017年9月

第64回日本栄養改善学会学術総会

 
“Shokuiku Basic Act” and local food-nutrition education promotion among school children in Japan 2018年3月

The 7th years of SEAMEO RECFON: Celebrating Partnership

パネリスト
What Should We Do for People’s Empowerment in Communities Utilizing the University as a Base? : A Case Study of “3・1・2 Lunch Box Magic Method” in Food and Nutrition Education/Promotion Programs in Aichi, Japan. 2018年7月

The 7th Asian Congress of Dietetics

ポスター発表
食事の摂取量を核とした妊婦とその家族のための食育セミナー案の作成 2019年9月

第66回日本栄養改善学会学術総会

ポスター発表
看護学生とともに創る食生活改善プログラムの効果 2019年10月

第78回日本公衆衛生学会総会

ポスター発表
大学における幼児向けESD事業の展開-大学の実践と北欧諸国に学ぶ地域貢献- 2020年5月

日本保育学会第73回大会

自主シンポジウム
幼児におけるアタッチメント形成に着目した食育プログラムの検討 2020年5月

第8回日本食育学会学術大会

ポスター発表
幼児の保護者の朝食関連QOLと朝食行動の関連 2020年7月 第66回東海公衆衛生学会学術大会  
子ども食堂における学習者のエンパワメントを促すための食育プログラムの検討 2020年9月 第67回日本栄養改善学会学術総会  
「さかな丸ごと食育」教材開発と活用:産地と食卓、自分をつなぐ魚介類入手可能性に関する教材作成 2020年9月 第67回日本栄養改善学会学術総会 ポスター発表
The School Lunch program in Japan. 2020年10月 SOUTHEAST ASIA NUTRITION GOES TO SCHOOL (SEA-NGTS) WEBINAR パネリスト
小学3年生社会科と食育をつなぐ教材の開発-「にっしんおいしいお宝マップ」の作成- 2021年6月 第10回日本栄養改善学会東海支部会学術総会  
小学生における「丸ごと魚」に出会う場面と魚料理に関する知識・意欲・態度との関連 2021年6月 第10回日本栄養改善学会東海支部会学術総会  
青年期における楽しい食事の要因構造 2021年6月 第10回日本栄養改善学会東海支部会学術総会  
身体と環境に配慮した食事を実践する人の特徴 2021年10月 第68回日本栄養改善学会学術総会  
青年期における食事を楽しむためのライフスキルの男女差 2021年10月 第68回日本栄養改善学会学術総会  
Attachment to the local community and related factors from the viewpoint of food among elementary and junior high school students in japan. 2022年8月 The 8th Asian Congress of dietetics ポスター発表
新型コロナウイルス感染症流行下において給食の時間を楽しむ児童とエゴ・レジリエンス 2022年9月 第69回日本栄養改善学会学術総会 ポスター発表
Factor Structure in "Enjoyable Eating" in Schoolchildren 2022年12月 22nd IUNS-ICN International Congress of Nutrition in Tokyo, Japan ポスター発表
学習者のニーズに応え持続可能な実践のための栄養・食教材開発:「3・1・2弁当箱法」英語版リーフレット 2023年9月 第70 回日本栄養改善学会学術総会 ポスター発表
栄養教諭の勤務形態の違いによる食に関する指導の実態 2023年9月 第70 回日本栄養改善学会学術総会  
子どもの世代別にみた保護者の身体と環境に配慮した食行動と食知識の関連 2023年9月 第70 回日本栄養改善学会学術総会 ポスター発表

主な教育上の業績

【大学教育の改善に関する活動】
活動事項 単・共
の別
年月 備考
moodleを利用した復習用練習問題の配布

2015年4月~現在に至る

 
食育セミナーを実施

2012年6月~現在に至る

栄養教育論および栄養指導論の補完授業として、管理栄養学部2年生のために「3・1・2弁当箱法」体験セミナー等を実施
日進市の健康だより(ヘルピー健康だより)を作成

2016年6月~2023年3月

栄養教育実習(管理栄養学部3年生)において学生を選抜し、デザイン学科の学生、日進市健康課と協働し作成
【作成した教科書】
教科書名(対象講義名) 単・共
の別
年月 備考
これからの栄養教育論
-研究・理論・実践の環-
(食教育学特論)
2015年4月 翻訳
改訂マスター栄養教育論実習
(栄養教育実習)
2021年4月  
四訂マスター栄養教育論
(栄養指導論)
2024年4月 編著

主な職務上の業績

【資格・免許】
資格・免許の名称 取得年月 発行者・登録番号 備考
栄養士 1995年3月 徳島県 第5949号  
管理栄養士 1995年4月 厚生省 第68341号  
【社会的活動等】
活動事項 年月 活動機関 備考
日進市食育推進委員

2013年10月~2015年9月

2016年10月~現在に至る

日進市 委員長
日進市提案型大学連携事業

2014年7月~2023年3月

日進市  
東海地域食料自給率向上研究会

2015年1月~2018年3月

東海農政局  
第2次長久手市食育推進計画策定委員

2015年10月~2016年3月

長久手市 座長
長久手食育推進会議委員

2017年3月~現在に至る

長久手市 委員長
日進市ESD推進「課題解決型」企業等連携プロジェクト

2019年3月~2020年3月

日進市  
食生活改善支援事業検討会議

2019年9月~2022年3月
2024年5月~現在に至る

愛知県 事業運営に関する学識関係
第17回食育推進全国大会愛知県実行員会 2021年3月~2022年9月 愛知県 学識者
第17回食育推進全国大会企画委員会 2021年3月~2022年9月 愛知県 学識者
愛知県食育推進会議 2021年4月~
現在に至る
愛知県 学識者
いいともあいち運動推進協議会 2021年6月~
現在に至る
愛知県 学識経験者
公益財団法人愛知県農業振興基金 2021年6月~
現在に至る
公益財団法人愛知県農業振興基金 評議員
あいち食農教育表彰 2023年12月~
現在に至る
JA愛知中央会 審査委員長
なごや食環境づくりコンテスト 2023年12月~
2024年1月
名古屋市  
名古屋市食育推進懇談会 2024年5月~
現在に至る
名古屋市 座長

所属学会

【所属学会名称】
学会名称

日本栄養改善学会、日本栄養・食糧学会、日本公衆衛生学会、日本健康教育学会、日本国際保健医療学会、 日本生活学会、日本学校保健学会、日本栄養学教育学会、東海公衆衛生学会、日本フードシステム学会、 日本食育学会、日本教育工学会、日本LCA学会、Society for Nutrition Education and Behavior

【所属学会役員歴等】
学会及び役員名 年月期間(年月) 備考
日本栄養改善学会東海支部会幹事 2014年7月~現在  
日本栄養改善学会評議員 2020年9月~現在  

主な職歴

事項 期間(年月) 備考
名古屋市教育委員会事務局学校給食センター栄養士 1995年4月~1997年3月 中学校給食(スクールランチ)実施に関する業務
名古屋市教育委員会事務局学校教育部学校保健課給食第二係栄養士 1997年3月~1999年4月 中学校給食(スクールランチ)実施に関する)に関する業務
トンガ王国首相府中央計画局青年海外協力隊栄養士隊員 1999年4月~2001年4月 ダイエットプログラムのマネジメント
名古屋市教育委員会事務局学校教育部学校保健課中学校給食係栄養士 2001年4月~2003年3月 中学校給食(スクールランチ)実施に関する業務
名古屋市健康福祉局安田荘栄養士 2003年4月~2009年3月 高齢者福祉施設での栄養・食事管理と栄養教育
名古屋市守山区守山保健所保健予防課保健感染症係栄養士 2009年4月~2012年3月 地域住民の栄養改善活動
名古屋学芸大学管理栄養学部講師 2012年4月~2016年3月  
名古屋学芸大学管理栄養学部講師 2012年4月~2016年3月  
名城大学薬学部非常勤講師 2014年4月~2024年3月  
岐阜県立看護大学看護学部非常勤講師 2015年4月~現在に至る  
名古屋学芸大学管理栄養学部准教授 2016年4月~2022年3月  
大学院栄養科学研究科准教授 2016年4月~2022年3月  
名古屋学芸大学管理栄養学部教授 2022年4月~現在に至る  
大学院栄養科学研究科教授 2022年4月~現在に至る  

主な担当科目と授業の改善と工夫

【担当科目名(対象学部・学科)】

栄養教育実習、栄養指導論、食生態論(管理栄養学部・管理栄養学科)
食教育学特論、公衆栄養学特論、国際栄養学特論(大学院・栄養科学研究科)

【授業の改善と工夫】

今まで現場で遭遇してきた具体的な事例を挙げて、概念や理論等の説明に努め、科学的根拠に基づいた栄養教育プログラムをマネジメントできる実践力を身に着けられるような授業の実施を図るよう計画している。具体的には、授業中に課題を出し、自分で考える主体的な学習の機会をつくるようにしている。

実習においては、講義で学んできたことを復習し、実習に臨めるように予習として課題を出している。また、ICTを活用し、グループディスカッションや情報共有の促進を図り、より深い知識、スキルの獲得を目指している。

大学院ではディスカッションを重視し、視野を広げつつ深く学ぶことにより、高度専門職業人としての実践力を身に付けられるようにしたい。

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