幼児保育専攻ゼミナール紹介

石垣儀郎ゼミナール

ゼミナールのモットー(スローガン)は、常識を上手く手放す。

ゼミナールでは「社会学」「社会福祉学」の視点から、社会的困難を抱える子どもたちの支援について研究しています。

福祉施設でフィールドワークを行い、現役専門職とゼミナール所属学生との実践から被虐待や発達障害を抱える子ども支援の在り方を考察しているところが特徴です。

岡田暁子ゼミナール

音・音楽、表現をテーマに様々な活動や研究を展開しています。毎年大学近隣の岩崎城址公園まで水琴窟の音を聴きに行きます。江戸時代から続く日本の音の愉しみに触れつつ、あらゆる音環境について考えます。学生の意見を取り入れながら、器楽を含む様々な音楽体験をとおして卒業研究へつなげていきます。岡田ゼミでは、積極的にグループワークやディスカッションを取り入れ、体験的、協働的な学びを大切にしています。

加古有子ゼミナール

加古ゼミナールのキーワードは「絵本」と「言葉」です。

ゼミナールⅠでは、研究の基礎を学びつつ、親子向けの言葉のワークショップで、手遊びや紙芝居、パネルシアターなどを実演します。

ゼミナールⅡⅢでは、卒業研究に取り組みます。学生たちは、興味関心に応じて研究のテーマを決めます。2023年度は、「バンドの歌詞の語彙分析」「絵本の絵の分析」「オノマトペ」「児童文学の作品論」などがテーマに選ばれています。

写真は、「コトバを育てるワークショップ♪オノマトペdeあそぼin大府♪」で、参加親子に手遊びとパネルシアターを楽しんでいただいている様子です。

加藤望ゼミナール

本ゼミナールでは、基本的な研究の作法について学び、自身の興味関心があるテーマに基づいてそれぞれに研究活動を行います。取り扱うテーマは、子どもと遊び、子どもの文化、子育て、子どもを取り巻く環境、保育内容といった子どもや幼児教育・保育に関するものと幅広く、SDGsやジェンダーといったテーマについても取り扱いが可能です。研究方法では、フィールドワークやインタビュー調査などの質的研究の指導を得意とします。ゼミ生の興味・関心に基づいて、子育て中の保護者に話を聞いたり保育施設へ出向いたり、諸外国の就学前施設の映像を視聴して、その国の幼児教育関係者とオンラインで対話するなどの活動も行っています。

杉江栄子ゼミナール

乳幼児の「健康」に関わる内容について研究しています。

「園における外遊びの環境」「睡眠前の読み聞かせ」「5歳児の“投げる“遊びから育ちを考える」「生き物が苦手な子どもへの援助」「幼児の情報機器との付き合い方」「積み木遊びの展開」等、学生が自分の関心をテーマにしています。

園外保育や遊びの模擬を行うことで、保育者としての援助や配慮について体験的に考え合うことを取り入れています。

幼児期の子どもや保護者の方へのアプローチについて具体的に考え、保育職に就職する際に、実践に役立つ学び合いをしています。

想厨子伸子ゼミナール

伝承遊びや集団遊び、山や川などの自然の中での遊びを通して得られる楽しさの共有やコミュニケーションの広がり、そこで得られる達成感などについてグループワークを通して研究します。そして個々の研究課題を設定し、卒業研究に広げます。こういった活動は、将来子どもに関わる仕事に就いた際の子ども理解に基づいた企画力や実践力に繋がっていきます。

津金美智子ゼミナール

子どもは遊びに夢中になる中で、様々なことを学んでいます。

そのため、子どもの言葉や行動には、すべて意味があります。

こうした子どもの生活や遊びを通して、子どもの心を理解することから研究を深め、子どもがどのようなことを学んでいるのか語る力を身につけたいと考えています。

ゼミで幼稚園の見学等にも出かけ、幼児との触れ合いを通して理解しています。

林麗子ゼミナール

林ゼミでは、子どもの「表現」「遊び」「コミュニケーション」に関連して、ゼミ生が個々に興味あるテーマを探求しています。ゼミ生同士の交流や意見交換の場を大切にしており、多様な感性や考え方にふれます。最終的に、卒業論文や卒業制作としてまとめます。

写真は子どもの即興的な身体表現の場面です。光と影と互いの動き…に触発されて思いもよらない表現が起こります。ゼミでも、個々の感性や観点を交錯させ、自分だけでは創れないものが生まれることを楽しみましょう。

藤井真樹ゼミナール

本ゼミナールでは、人は他者との関係の中で自己を形成していくという「関係発達」の観点に立ち、他者と関わって「生きる」人間が、それぞれの置かれた環境の中で、何を思い生活しているのか、より具体的な生身の人間のありように着目することを大切にしています。

生きていると様々なことに「どうしてだろう?」と思うことがあります。疑問にも様々な次元のものがありますが、まずは日々の中での素朴な問いを出発点としながら、本ゼミナールでは、疑問に対して生身の人間の関与観察やインタビューといった方法によってアプローチし、「なるほど」と実感がもてる知を目指します。

これまでのゼミ生の研究テーマは、「大学生にとって就職活動がもつ意味」や「スポーツを通して培われる力についての一考察」や「子どもの発想力から生まれる遊びとそれに伴う援助の検討」などがあります。

水谷誠孝ゼミナール

「子ども」と「アート」を考えるゼミナールです。アートや美術教育について実践的に学びを深め、各自で研究テーマを探します。作品の制作や論文の作成に取り組み、研究成果を発表します。学内では教員によるアートや美術教育の紹介、ゼミ生によるワークショップや発表、音と造形の表現遊び、ヒューマンケアB棟の空間を活用したプロジェクトに取り組みます。学外では作陶・絵付体験、佐久島でのアート体験、美術館や博物館での教育プログラムによる鑑賞体験に参加します。これらの体験を通して実践的に学びを深め、表現および鑑賞の活動や美術教育についての見識を広げます。

横井直子ゼミナール

社会福祉領域の学びを深めるゼミです。

虐待や養育困難により家族の下で暮らすことが発達に悪影響を及ぼすおそれのある子どもを保護する【社会的養護】に関する課題、代替養育における適切な養育の在り方、寄り添い等の方法論の研究。また、地域で暮らす困難を抱えた当事者・家族への支援課題が主なテーマです。

ゼミ生同士の意見交換や情報共有の中で、事象を多面的に捉える思考を養い、協働性を身に着けていきます。

渡辺桜ゼミナール

現4年生の卒業研究キーワードは…

「名もなき家事」「桃太郎」「午睡」「絵本」「養育態度」「信頼関係」

「食意識」「主体性/ドキュメンテーション」「海外の保育」「わらべうた」「発達障害」「ままごと」

「キャリアデザイン」です。

卒業研究についてのディスカッションはもちろん、グループワークにより仲間と考える・創り上げることも大切にしています。

瞬発力と柔軟性に富んだ仲間です。

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