子どもケア学科

子どもケア専攻

<養護教諭>

学園累計2,000人以上の
養護教諭を輩出。

取得可能な免許状・資格
  • 養護教諭一種
  • 中学校教諭一種(保健)
  • 高等学校教諭一種(保健)
  • 健康管理士一般指導員
  • 学校心理士認定運営機構 准学校心理士
  • 社会福祉主事(任用資格)

学校現場でのあらゆるニーズに幅広く応える
「養護教諭」を養成する

我が国における社会環境や生活様式の急激な変化は、子どもの心身の健康に大きな影響を与えています。例えば、肥満、むし歯、視力低下、アレルギー疾患の増加等の身体的な問題の他にいじめ、不登校等のメンタルヘルスに関する問題、性に関する問題、喫煙・飲酒・薬物乱用、新たな感染症、ネット依存、LGBT等々の健康課題が顕在化しています。このような状況の中、これら現代的健康課題の解決に向けて養護教諭の期待がますます高まり、役割が拡大しています。
本専攻では、学校現場でのあらゆるニーズに幅広く応える「養護教諭」の養成を目指しており、そのため4年間のカリキュラムは職務に直結する学びを展開しています。

本専攻の特長は二つあります。
一つ目は、教員に養護教諭経験者を多く配置し、職務全般を学習していることです。
教育現場で実際に起きた事例を基に授業を展開するので、臨場感があり、また自分だったらどうするか?とつねに考えを求められるので、思考力・判断力を深めることができます。
二つ目は、養護教諭養成に特化した最新の施設・設備で実践力を強化していることです。代表的な施設に、保健室を再現したコーナーを併設した「学校保健実習室」と実際の医療機関をモデルにベッドを配置した「看護学実習室」があります。これらの施設で教育現場を想定したケーススタディやロールプレイングを行うことにより、知識や技能を態度や行動に結び付けることができます。

Feature

子どもケア専攻の特長

養護教諭養成の伝統と実績

養護教諭(保健室の先生)の輩出数は学園累計2000人以上!
愛知県を中心に50 年以上にわたる実績と伝統の養成ノウハウがあります。
さらに採用者数は中部地区トップクラスです。

本学の前身である愛知女子短期大学、名古屋学芸大学短期大学部の卒業生を含みます。

直近5年間の就職先自治体

  • 公立学校養護教諭
    愛知県、名古屋市、岐阜県、三重県、静岡県、浜松市、長野県、新潟県、北海道、大分県、茨城県、愛媛県、宮城県、長崎県、福井県、横浜市、川崎市
  • 私立学校養護教諭
    愛知県、名古屋市、岐阜県、三重県、静岡県、東京都

直近5年間の養護教諭採用者数(新卒)
講師採用者を含む)

2022年3月卒 2021年3月卒 2020年3月卒 2019年3月卒 2018年3月卒
40 38 41 47 43
採用試験合格に向けた独自の教育システム

1 アクティブラーニングの推進

授業への能動的な参加と学習内容への深い理解を促すため、アクティブラーニングを積極的に導入。グループディスカッションやプレゼンテーションなど、自ら考え解決する機会を多く設け、一つひとつの知識を現場で役立つものへと変えていきます。

2 手厚い実習サポート

学外実習は講義や学内での演習で学んだ知識やスキルを、実際の教育現場などで実践する貴重な機会です。子どもケア専攻(養護教諭)では現場での学びを最大限に活かせるよう、実習前・実習中・実習後のサポートを手厚く行っています。

3 将来を見据えたゼミナール活動

さまざまな専門性を持った教員ゼミナールに分かれ、養護教諭にかかわる「健康教育」「学校保健」「社会問題」などを扱った研究に取り組みます。各自の掲げるテーマはそれぞれの専門性となり、将来の養護教諭としての強みになります。

4 充実した採用試験対策

学部棟内に「採用試験対策支援室」を設置し、教員・学外講師・外部業者による特別講座や、面接・論文指導、一次・二次試験対策など合格に向けた丁寧な指導とサポートを、専属スタッフが行っています。また、全国の自治体の試験情報を収集し、学生に提供しています。

Original

独自の教育プログラム・課外活動

医師・医学博士から学ぶ医療分野の学び

医師・医学博士による講義で、
子どもの健康と病気に関する専門知識と技術を習得する。

少子化・高齢化社会において、子どもをさまざまな病気から守り、成長と発達を社会全体で支援することが重要と考えられます。しかしながら、教育現場には、医療分野をしっかりと学んだ養護教諭がまだまだ不足しているとも言われています。こうしたニーズに応えるために、将来、子どもの成長と発達の支援の中心的な役割を担うことのできる養護教諭を養成すべく、本学では、医療分野の学びを充実させたカリキュラムのもと、医師・医学博士による講義を通して、子どもの健康や病気に関する専門知識と技能ならびに問題解決能力の習得をめざします。

保健教諭(中・高)免許状取得のための学び

「健康教育に強い養護教諭」をめざす学び。
2種類の免許状が取得可能です。

ケガや病気の対応だけでなく、健康や疾病予防について子どもたちに正しい知識が伝えられる養護教諭を養成するため、健康教育に関する授業を充実させています。取得可能な免許状は「中学校教諭一種(保健)」「高等学校教諭一種(保健)」ですが、そこで得られた知識や授業を行うスキルは小学校で働く養護教諭にも応用可能です。

ボランティア活動

授業外でも、サービスラーニング活動(ボランティア活動)を通じて
教育現場での実践経験を積むことができます。

サービスラーニング活動(ボランティア活動)の紹介やサポートを行う「サービスラーニングセンター」や「教職センター」を通じて、小中学校、高等学校で養護教諭のサポートや健康診断の補助など、学外でさまざまな経験を積むことができる機会を多数設けています。実習だけでは得られない多くの現場経験が、教員採用試験の面接時や、将来現場に出たときに強い自信となり、あなたを後押ししてくれます。

小学校でのボランティア(養護教諭のサポート)の様子

Others

その他

ゼミナール

ゼミナール紹介

子どもケア専攻の個性豊かで多様なゼミを紹介します。

将来につながるテーマを設定し、より深く研究していきます。

子どもの「こころ」と「からだ」を科学する、という学科の理念をベースに、学生は自ら興味のある領域を定め、教員とともにテーマを設定し、より専門的に研究していきます。具体的にはフィールドワーク・文献研究・資料収集・調査など、試行錯誤を重ねながら、自ら描く理想の将来像への基礎を築きます。これらのプロセスは深い教養と人間性の礎となり、現場で活躍するための原動力となります。

研究事例

  • 不健康な生活習慣や危険行動の防止に関する研究
  • メンタルケアに関する研究
  • 現代的な健康課題への対応と保健指導に関する研究
  • 学童期・思春期の健康問題などに関する研究
  • 環境や遺伝による先天異常に関する研究
オーストラリア研修

実際に現地のスクールナースの話も聞ける、「オーストラリア研修」を実施しています。

春休みを利用して、約1カ月間の海外研修を行っています。研修先はオーストラリアのグリフィス大学。研修中は、英会話の授業をはじめ、オーストラリアの教育制度や子どもケアに関する講義も受講します。現地の教育現場を視察し、実際に現地のスクールナースの話を聞くなど、体験学習も実施。オーストラリアの現状を理解し、日本との違いを学ぶことができます。なお、本学では国際交流課を設置し、姉妹校である名古屋外国語大学と連携しながら、海外研修プログラムの充実を図っています。

過年度実施(内容は変更の場合があります)

キャリアサポート

採用試験や就職活動は、2つの拠点「教職センター」と「キャリアサポートセンター」が連携してサポート!

教職センター

専任のスタッフが一人ひとりの相談に応じ、実習や採用試験対策をサポートしています。

教職センター

キャリアサポートセンター

教職に限らず幅広い業界の就職活動を多角的にサポートしています。

養護教諭養成に特化した
独自の施設が充実

看護学実習室

実際の医療機関をモデルにベッドを配置しており、看護技術の実践的な学びに使用します。

学校保健実習室

学校保健で使用する機器・備品を備え、保健室を再現したコーナーもあります。

養護教諭特別講座担当室/スタディーサポートルーム

経験豊富な教員による採用試験合格のための個別支援を行います。

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