赤嶺亜紀ゼミナール

心理学研究は実験や調査を行って、ひとの行動を観察し、その記録・データに基づいて人間を理解しようとするものです。ここでは知覚や注意、記憶、情動、動機づけ、認知面接法(司法面接)や大学生のメンタルヘルス・適応など、心理学の領域から学生おのおのが興味あるテーマを選び、卒業研究に取り組んでいます。
石井鈴一ゼミナール

ゼミでは、文部科学省が提唱する「令和の日本型学校教育」に沿った教育実践の事例や研究を紹介し、参加者同士で議論することで、自分の研究テーマの設定や文献の批判的読解、論理的な文章の書き方などのスキルを高めることを目的としています。
また、各自のテーマに応じて、実験や観察、フィールドワーク、デジタル教材の制作などの教材開発を行い、その指導法について考察します。さらに、教師として必要なICTの活用法やプレゼンテーションの技術も学びます。限られた時間内で、プレゼンソフトや機器を使って分かりやすく伝える力を身につけています。
<今年度の主な個人テーマ>は次のような内容です。
今年度の主な個人テーマ
- 人感センサーを使った自動ブレーキシステムのプログラミングと探究学習の教材開発。子どもが乗って動くことのできる車への自動ブレーキシステムの開発と学習展開
- 国語と生活科をつなぐ横断的な学習の教材開発
- 教えるための教材から探究するための教材へ、探究型学習に向けての教材開発として、「探究学習における身近な植物の学習への活用」「もののとけ方の学習における結晶づくりの意義と探究型学習での展開」
ゼミでは、教員となって学校現場へ出たときに、子どもの意欲を大切にし、学んだ知識を使って問題を解決していくことができる子どもを育てることができるよう、自己研鑽に励んでいます。
大島光代ゼミナール

毎年、日進市と連携し子ども向けのESD事業(持続可能な社会の担い手を育む教育)を実施しています。この4年間は「食育」をテーマに、食育絵本・食育ソングを創作し、昨年度は食育ソングに手話をつけたミュージックビデオを製作しました。遊びながら子どもの力を引きだすおもちゃやボードゲームの開発等に取り組んでいます。
児玉康彦ゼミナール
生活科や総合的な学習を中心に、「子ども主体の学び」に向けた教材・単元づくりについて、文献研究や先進校の授業見学、教材研究をしながら学びを深め、教育現場の実践に生きる卒業研究に取り組んでいきます。
例えば、子ども主体の学びに向けて、子どもがタブレットPCで自由に見て、自己選択したり活動の参考にしたりできる「子ども用の情報データベース(生活科「おもちゃを作って遊ぼう」の教材集など)」を作る卒業研究に取り組みたいと考えています。
清水克博ゼミナール

日本型教育の特徴の1つである特別活動と社会的・職業的自律に必要な資質・能力の基盤を育成するキャリア教育を中心に研究に取り組みます。よりよい学級づくりのために必要な実践方法や、教科等の学びをまとめ、新たな学びにつなげながらキャリア形成を図るための具体的方策とその効果の検証を中心に、教育方法学領域から学生個々が興味あるテーマを選び、卒業研究に取り組むようにします。
中島卓裕ゼミナール

ひとはそこに存在する限りコミュニケーションのシステムから逃れることができません。中島ゼミでは、ひととひととが当たり前に行っているコミュニケーションに対して“科学的に”理解する方法について臨床心理学をベースに実践的に学んでいきます。ひとそれぞれの特性にあったコミュニケーションについて、いろいろな“遊び”を通して体験・研究していきましょう。
吉村匡ゼミナール
通常の学級に在籍する特別な支援を必要とする児童生徒の支援内容・方法論等と、特別支援学校における課題や教材開発等について探求するゼミナールです。卒業研究に向けて、研究の意義や研究方法を理解します。また、ユニバーサルデザインの授業を想定した教材開発やアクティブ・ラーニングによる学びについて研究します。先行研究調査、グループ討議、教材制作等を通じて各自の研究のテーマに迫ります。