幼児保育専攻では
「保育•教育分野の学び」を核に据え、
「保健分野」「福祉分野」「心理分野」に加え、
「保育職キャリアデザインⅠ・Ⅱ」を通じて、
入学から卒業まで段階的に自分の進む道を
見極めていきます。
保育・教育分野の学び

“遊び”を通して気づきや学びを育み、
子どもの長期的な成長を
支えるための
保育力・教育力を身につける。
主な学習内容
- 乳幼児期の子どもの理解
- 保育の構想と遊びを通した総合的な指導・実践
- 子ども理解に基づく評価と改善
- 乳幼児期の保育・教育と小学校教育への接続
- 子育て支援 など
- 将来の活用シーン
- 乳幼児期は数値化された結果よりも一つひとつの体験のプロセスが大切です。
「保育者は子どもと遊んでいるだけ?」ではありません。
実は子どもたちが主体的に遊び、遊びを通して学びが深まるよう日々さまざまな工夫をしています。- 子どもの感性や発想力を活かし、探究心・思考力・表現力を高める
- 子どもが主体的にかかわりたくなる環境づくり
- 小さな成長や変化も見逃さず、保護者と共有する
- 将来の活用シーン
-
- 子ども一人ひとりの気持ちを受け止め、信頼関係を育む
- 子どもの興味や関心に基づき発達に必要な体験の機会をつくる
- さまざまな感情体験を通して子ども同士で育ち合う関係をつくる
- 長期的な成長を見通して指導計画を作成し、実践する
保健分野の学び

乳幼児特有の病気やケガの知識を養い、専門的な観点から適切に対応できる力を磨く。
主な学習内容
- 子どもの病気の種類や対処法
- 子どものアレルギー
- 病児・病後児の保育 など
将来の活用シーン
- 病気やケガの状態を的確に判断し、応急処置や医療機関への接続を行う
- 感染症予防やアレルギーに配慮した環境づくり
- 院内保育士として病児・病後児を適切にケア
福祉分野の学び

社会や時代の動きに目を向け、子育て活動を広く支えるための視点や知識を習得する。
主な学習内容
- 福祉施設と連携した子育て支援
- 虐待の予防や早期発見・支援
- 支援が必要な子どもへの対応 など
将来の活用シーン
- 障がいの種類や程度に応じた保育内容、保育環境の整備
- 保護者の子育ての悩みを受け入れ、地域の関係機関や専門家と連携してフォローする
- 外国籍の子ども、一人親家庭などを適切な支援機関につなぐ
心理分野の学び

こころのメカニズムを理解し、子どもや保護者の不安や悩みに寄り添える力を養う。
主な学習内容
- 子どものこころの発達
- 不安を抱える子どもとの向き合い方
- 子どもの行動と心理の関係 など
将来の活用シーン
- 言葉の背景にある“見えないこころ”を推し量り、気持ちに寄り添う
- 子どもの発達段階に合わせた援助と保育・教育の実践
- お互いの想いを伝え合えるような仲立ち
さらに
実践的な学び
「保育職キャリアデザインⅠ・Ⅱ」を通じて、
入学から卒業まで段階的に
自分の進む道を見極めていきます。