ワークショップ

実務者のための栄養管理プロセス研修会(2023年)

実務者のための栄養管理プロセス研修会 報告

実務者のための栄養管理プロセス(NCP)研修会は、スキルアップを図る事、業務を振り返るきっかけにする事、横の繋がりをつくる事を目的に毎年開催しています。

今年度は、名古屋外国語大学名駅キャンパス(サテライト)をお借りして、2024年2月3日(土)に、対面とオンラインの併用で開催しました。

研修会は、午前中にベーシックトレーニングを、午後は分野別トレーニングの2部制で行いました。

1部

10:00~12:00
ベーシックトレーニング (オンライン)
「すぐに役立つ“楽しい”静脈栄養ワークショップ
     ~管理栄養士として知っておくべきこと~」
講師: 浅ノ川総合病院 薬剤部 東 敬一朗 先生

2部

13:00~15:00
分野別ワークショップ
①急性期(#ICU #術後 #輸液 #がん #NST) ※対面およびオンライン
「糖尿病を合併した膵がん患者の栄養管理~栄養ケアプロセスを用いて~」
日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院 伴野 広幸 先生
日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院 林 衛 先生
②慢性期(#栄養指導(DM・CKD 等) #リハビリテーション栄養 #給食管理) ※対面およびオンライン
「患者さんのための栄養指導 ~指導者主導の指導にならないために~」
愛知医科大学病院 原 なおり 先生
名駅東クリニック 橋本由香梨 先生
③高齢者(#施設 #フレイル #嚥下障害 #認知症 #サルコペニア #重度要介護) ※対面
「高齢者における栄養ケアの倫理~あなたは食の虐待をしていないか~」
社会福祉法人英楽会 楓林花の里 小島 三枝 先生

午前中のベーシックトレーニングには対面20名(うちスタッフ3名)、オンライン10名が参加しました。午後は急性期分野16名(うちオンライン5名)、慢性期分野7名(うちオンライン2名)、高齢者分野7名が参加しました。

参加者のアンケート(抜粋)

  • 今回、とても楽しかったです。ワークショップで様々な方々とお話ができたのも、私にはとても価値がありました。
  • 人数が多すぎず、1人1人が話す時間があり意見を聞くことができて良かったです。
  • (略)グループディスカッションの中で、他の方も同様の悩みを持っていることを知ることができて、安心しました。少しでも患者さんの意向に沿った食事内容などの提案ができるよう、今後も努力していこうと思います。

午前、午後を通して、多くの意見交換がなされていたことが印象的でした。
ぜひ、今後の業務に生かしていただければと思います。