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名古屋学芸大学の紹介

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人材養成の目的と各ポリシー

名古屋学芸大学 メディア造形学部 デザイン学科

人材養成の目的

 デザインは、人間が必要とするあらゆる健全さ(ウェルビーイング)に貢献する、様々な知見と技 術を必要とする活動であり、社会課題が複雑さを増すにつれてその範囲は拡大し続けている。
 これを前提として、デザイン学科では、視覚伝達、環境設計、製品設計、事業設計などのデザイ ン分野を軸に、専門性を持ちながら社会を広く俯瞰し、他者と協働して課題の発見・設定と解決に尽力 する人材の育成を目指す。

ディプロマポリシー

 社会でのデザイン活動や自律的な課題解決を実践するために、デザイン学科では次のような到達目標を掲げ、その能力を身に付けた者に学士(デザイン)の学位を授与する。

  • 専門分野の基盤となる文化や技術の知識を総合的に理解している。
  • デザインの基本的な技能である観察力、発想力、表現力、伝達力を使って課題解決の構想ができる。
  • 他者との協調の中でデザインの専門的な知識と技術を活用し、課題解決に貢献できる。
  • 社会と積極的に関わり、課題や扱うべきテーマを自ら設定することができる。

カリキュラムポリシー

 デザイン学科では社会に資する活動としてデザインを捉え、専門性の深化と領域横断による柔軟性の両立を基本方針とする。広く俯瞰的な視点で課題を発見し、他者と協働して解決に尽力する人材を育成するために、次のようなカリキュラムを編成している。

  • 総合探求系、デザイン実践系、デザイン技術系、デザイン理論系の4系列を柱とする。総合探求系科目を中心に、デザイン技術系科目で制作や思考の技術を習得し、デザイン理論系科目で網羅的な知識を得る。デザイン実践系科目では専門領域ごとに職業とつながる演習を行う。
  • 1年次はデザイン全域の基礎課程とし、2年次で段階的に専門領域を選択する。3年次からは総合探求に実践系科目を加え、4年次での卒業制作・研究に至る。
  • 産官学協同プロジェクトや地域と連携する演習科目、3年次の「exhiVISION展」や4 年次の「卒業制作展」など、実社会でのプロジェクトをベースとする学びや発信の 機会を設定している。
  • プロフェッショナルを外部講師として招く講義科目を設定している。
  • グローバルな視点を重視した海外研修や国際交流ワークショップを設定している。

アドミッションポリシー

 デザイン(design)は、意匠、立案、構想、企画、計画、設計、仕組みなどの意味を含み、その領域は「ものづくり」から「コトづくり」にまで拡大している。本学科は、私たちを取り巻く様々な課題を広い視点から捉え、自ら課題を発見・設定し、その解決のために行動する人材の育成を目指す。この目標に基づき、次のような学生を求める。

  • コミュニケーション能力やリーダーシップ能力を高め、集団での発想や意思形成に役立てたいと思っている人。
  • 人文科学(文学、哲学、歴史、地理、芸術など)、社会科学(社会、政治、経済など)、自然科学(物理、化学、生物、工学など)分野に幅広い関心を持つ人、または一つの分野に人一倍深い関心を持っている人。
  • 絵を描くことやものを作ることが好きで、それらをデザインの知識や技術の修得に役立てようとする人。
  • 社会の出来事に関心があり、自ら課題の設定と解決を行う熱意があり努力を惜しまない人。

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