映像は、視覚イメージ、音響、物語など、多様な要素が編み合わされ、その結びつきによって新たな表現へと発展していくメディアである。デジタルメディアの隆盛は、その状況を加速させ、今や映像は、生活のあらゆる局面に欠かすことのできない重要なメディアとなっている。このことを前提として、映像メディア学科では、映画、テレビ、3DCG、アニメーション、サウンド、フォト、インスタレーション、パフォーマンスなどの諸領域を軸に、専門性を持ちながらメディア環境を広く見渡し、他者との協調によって新たな世界を切り拓き創造する人材の養成を目指す。
映像メディアを、実践を通して広く深く研究していくために、次のような到達目標を掲げ、その能力を身に付けた者に学士(映像メディア)の学位を授与する。
本学科は、映像メディアの多様な広がりを知り、それを俯瞰した上で自己を定位し、深い学びとともに専門性を獲得していくことを目指す。この目標に基づき、次のようなカリキュラムを編成する。
映像メディアの進展は、写真や映画の登場にはじまり20世紀全体の世界観を大きく変え、さらに現在のデジタルメディアは、21世紀を新たに方向づけている。今までの価値観や社会の仕組みが激しく揺さぶられる中で、映像メディアを新しい文脈で捉え直していき、映像における知識や技能を高めると同時に、新たな課題に対しても創造的に向かうことのできる人材の育成を目指す。この目標に基づき、次のような学生を求める。