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学部・学科・研究科の紹介

学部・学科・研究科の紹介

大学院・子どもケア研究科(修士課程)

子どもの発達と支援に対して、
長期的・総合的な視野で貢献できる専門的職業人へ。

意義(概要)

 社会情勢の変化を受けて、人々の価値観や生活様式が多様化する一方で、人間関係の希薄化、地域におけるつながりの欠如など、子どもの発達に欠かせない家庭や地域、学校等の連携や補完が必ずしも十分な状況にはありません。こうした現状を踏まえ、本研究科では、子どもを慈しみ、守り、育てることができる豊かで活力ある人間性を育てるとともに、子どもの発達と支援に対して長期的・総合的な視野を持って貢献できる高度な専門的職業人の養成を目指しています。
  本研究科では、基礎研究科目として「子どもケア研究」および「子どもケアフィールドワーク」を配置した上で、応用研究科目として、「保育・教育学」「発達・心理学」「保健・医学」「養護・看護学」「健康・福祉学」の5分野によりカリキュラムを編成。「子どもケア」の全体像を体系的に修得し、多面的な子どもの発達に対処できる専門的な力量を培っています。 。

教育目標

修士課程

 家庭、地域社会、学校、医療機関等の領域において、豊かで活力ある人間性を発揮できる「人間力の養成」を基礎に、子どもの発達と支援に対する長期的・総合的な視野と、高度な専門的学識・技能を有するとともに、当面する問題に主体的に取り組みながら、実践的な問題解決能力をも兼ね備えた人材の養成を教育目標としています。
  具体的には、幼児、児童、生徒の教育や相談・福祉、小児医療に関わる各種機関の即戦力として活躍できる研究員、相談員、保育士、指導員、あるいは幼稚園、保育所、小学校、中学校および高等学校等の教育機関における専門的指導教員、また地域社会における児童問題の高度な専門家の育成を目指します。

【授与学位】
  • 修士(子ども学)
【資格取得】
  • 幼稚園専修免許状
  • 小学校教諭専修免許状
  • 中学校教諭専修免許状(保健)
  • 高等学校教諭専修免許状(保健)
  • 養護教諭専修免許状
・ 学校心理士(受験資格)
【募集要項】

研究テーマ実績

【修士論文】
  • 学校における月経教育の実際と課題
    ―適応的な月経観および健康維持スキルの育成を目指して―
  • 感覚処理感受性の高い児童生徒のメンタルヘルスと学校における教育・支援の検討
  • 雑誌『母の友』に見るしつけ言説の変遷に関する研究
  • マインドセットを促進する神経教育プログラムの開発と評価
  • 慢性疲労症状の持続要因と緩和要因に関する神経行動学的検討
  • 能動的注意制御機能が抜毛行動様式に及ぼす影響:前頭前野機能の評価を通して
  • 児童福祉施設に入所する子どもに対する日常生活支援の在り方に関する研究
    -児童指導員・保育士による「遊び」への関わり・意識の調査を通じて-
  • 否定的感情に基づく動機付けが中学生のストレスに及ぼす影響

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